アプリのライセンスの管理

一部のアプリについては Google のアプリ ライセンス システムでライセンスを購入できます。その後、Google 管理コンソールでライセンスの有効化と管理を行い、大規模に利用状況を追跡できます。ユーザーが Google アカウントを使用してログインすると、アプリがライセンスの確認を行います。

注: 管理コンソールの [アプリのライセンス] タブは、アプリのライセンスを 1 件以上購入している場合にのみ表示されます。

手順 1: アプリのライセンスを購入する

一部のアプリのライセンスはアプリ デベロッパー チームから直接購入してください。購入可能なアプリは、Chromebook App Hub でアプリのライセンスの統合が可能とマークされています。アプリ デベロッパーのライセンス プログラムと組織のニーズに応じて、固定数のライセンス、またはドメイン内で数に制限のないライセンスを購入できます。

固定数のライセンス、無制限のライセンスのいずれも、管理コンソールでオーダー ID を使用して適用します。

  1. 管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。

    管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。

  2. メニュー アイコン 次に [デバイス] > [Chrome] > [アプリと拡張機能] > [ユーザーとブラウザ] に移動します。

    Chrome ブラウザ クラウド管理に登録済みの場合は、メニュー アイコン 次に [Chrome ブラウザ] > [アプリと拡張機能] > [ユーザーとブラウザ] に移動します。

  3. [アプリのライセンス] タブをクリックします。
  4. 右下の追加アイコン 追加 をクリックします。
  5. アプリ デベロッパーから提供されたオーダー ID を入力し、[チェック] をクリックします。
  6. 表示されたアプリとライセンスの数量が注文と一致していることを確認します。
    注: 無制限ライセンスの場合、数量は [無制限] と表示されます。アプリ デベロッパーがライセンスの有効期限を設定している場合は、ライセンスの有効期限が表示されます。

手順 2: ユーザーに対してアプリのライセンスをオンまたはオフにする

ライセンスを購入して適用した後、組織部門全体またはグループに対してライセンスをオンまたはオフにすることによって、ライセンスへのアクセスをコントロールできます。

ユーザーが Google アカウントでアプリにログインし、ライセンスを申請(手順 3)すると、そのユーザーが他の組織部門やグループに移動するか、または組織部門またはグループに対してライセンスがオフにされるか、またはライセンスの有効期限が切れるまで、そのユーザーはライセンスを利用できます。

始める前に:

  • 特定のユーザーに設定を適用するには、それらのユーザーのアカウントを組織部門またはグループに配置します。
  • 一部のアプリには、教師用と生徒用など複数のライセンスの種類があります。この場合、[オン] と [オフ] のオプションではなく、[オフ] と利用可能なライセンスの種類の名前が表示されます。適切なライセンスの種類を選択し、オンにしてください。

アプリのライセンスをオンにする

  1. 管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。

    管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。

  2. メニュー アイコン 次に [デバイス] > [Chrome] > [アプリと拡張機能] > [ユーザーとブラウザ] に移動します。

    Chrome ブラウザ クラウド管理に登録済みの場合は、メニュー アイコン 次に [Chrome ブラウザ] > [アプリと拡張機能] > [ユーザーとブラウザ] に移動します。

  3. [アプリのライセンス] タブをクリックします。
  4. 組織部門に対してアプリのライセンスを有効にするには、次の操作を行います。
    1. [組織部門] を選択します。(省略可)設定を部門やチームに適用するには、横で組織部門を選択します。手順を見る
    2. 該当するアプリを選択します。
    3. アプリのライセンスを [オン] に変更します。
    4. ユーザーのデバイスにインストールされていないアプリの場合は、インストール ダイアログがポップアップ表示されます。ダイアログが表示されたら、以下のインストール オプションを選択します。
      • 自動インストールして固定する: ユーザーのデバイスにアプリをインストールして、タスクバーに固定します。
      • 自動インストールする: ユーザーのデバイスにアプリをインストールします。
      • インストールを許可する: ユーザーが自身のデバイスにアプリをインストールすることを許可します。
        注: プルダウンで [インストールを許可する] オプションを選択できるのは、Chrome 拡張機能と Android アプリのみです。
    5. [次へ] をクリックします。
      インストールと固定に関するポリシーが不要な場合、または以下の手順でグループまたは組織部門ごとにポリシーを設定する場合は、ここでインストールしないでください。
  5. グループに対してアプリのライセンスをオンにするには、次の操作を行います。
    1. [グループ] を選択します。
    2. 設定を適用するグループを選択します。詳しくは、Google グループについてをご覧ください。
    3. 該当するアプリを選択します。
    4. アプリのライセンスを [オン] に変更します。
    5. ユーザーのデバイスにインストールされていないアプリの場合は、インストール ダイアログがポップアップ表示されます。ダイアログが表示されたら、以下のインストール オプションを選択します。
      • 自動インストールして固定する: ユーザーのデバイスにアプリをインストールして、タスクバーに固定します。
      • 自動インストールする: ユーザーのデバイスにアプリをインストールします。
      • インストールを許可する: ユーザーが自身のデバイスにアプリをインストールすることを許可します。
        注: プルダウンで [インストールを許可する] オプションを選択できるのは、Chrome 拡張機能と Android アプリのみです。
    6. [次へ] をクリックします。
      インストールと固定に関するポリシーが不要な場合、または以下の手順でグループまたは組織部門ごとにポリシーを設定する場合は、ここでインストールしないでください。
  6. [保存] をクリックします。

アプリのライセンスをオフにすると、24 時間以内にユーザーの元から削除されます。

API アクセスと管理者の連絡先

アプリのライセンスを初めて有効にすると、そのアプリの API アクセスを承認するように求めるプロンプトが表示されます。承認すると、その後は API アクセスの承認が求められることなく、アプリがライセンスのステータスを確認できるようになります。特権管理者は、組織全体に対して、または組織部門ごとに、API アクセスを承認できます。委任管理者は、担当している組織部門の API アクセスのみを承認できます。

API アクセスを許可したら、管理者の名前とメールアドレス、および組織内でアプリの管理を担当するユーザーの名前とメールアドレスを入力します。この情報はアプリ デベロッパーに共有され、アプリ デベロッパーが追加のリソースや要件について管理者に連絡できるようになります。

手順 3: アプリにログインしてアプリのライセンスを申請する

アプリのライセンスをオンにしても、対象となる組織部門またはグループのユーザーにライセンスが自動的に割り当てられるわけではありません。ユーザーは、最初に自身の Google アカウントでアプリにログインし、ライセンスを申請する必要があります。

新しいライセンスが申請されるたびに、そのアプリの割り当て済みライセンスの数が増え、利用可能なライセンスの数は減ります。無制限ライセンスの場合、利用可能な数は常に無制限ですが、割り当て済みの数は変動します。組織部門用にライセンスを予約した場合(下記を参照)、その組織部門がライセンスを実際に使用するまでは、割り当て済みの数と利用可能な数は更新されません。

申請されたライセンスは、その後ユーザーが Google アカウントを使用してログインするたびに確認されます。アプリによって、ログインに必要な手順は異なります。読み込み時に自動的にログインするアプリもあれば、ユーザーが Google アカウントを使用して手動でログインしなければならないアプリもあります。いずれの場合も、アプリはユーザーのログイン時にアプリのライセンスを確認し、コンテンツと機能を自動的にロック解除するため、ユーザー名やパスワードを再度入力する必要はありません。

アプリのライセンスは、アプリ デベロッパーがサポート対象として選択したすべてのプラットフォームで機能します。管理コンソールの [アプリのライセンス] タブで、それぞれのアプリ名の横に、アイコンとともにサポートされるプラットフォームが表示されます。

オプションの手順と機能

組織部門用にアプリのライセンスを予約する

次の手順は、特権管理者が行う必要があります。

ライセンスの登録または取得が完了すると、ライセンスはデフォルトで組織全体のライセンス プールに割り当てられます。組織全体で使用する目的ではなく、特定の組織部門のユーザーにライセンスを購入する場合、その組織部門用にライセンスを予約できます。

  1. 特権管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。

    特権管理者アカウントを使用していない場合は、この手順を完了できません。

  2. メニュー アイコン 次に [デバイス] > [Chrome] > [アプリと拡張機能] > [ユーザーとブラウザ] に移動します。

    Chrome ブラウザ クラウド管理に登録済みの場合は、メニュー アイコン 次に [Chrome ブラウザ] > [アプリと拡張機能] > [ユーザーとブラウザ] に移動します。

  3. [アプリのライセンス] タブをクリックします。
  4. ライセンスを予約する組織部門をクリックします。
  5. 予約するアプリのライセンスをクリックします。
  6. [詳細] パネルの一番下までスクロールします。
  7. この組織部門用として予約するライセンス数を入力します。利用可能なライセンス数が、予約できる数の上限です。
  8. 上部の [保存] をクリックします。

ライセンスの在庫状況と利用状況をモニタリングする

アプリごとに、購入済みのライセンス数、割り当て済みのライセンス数、利用可能なライセンス数をモニタリングできます。有効期限のあるライセンスについては、当月中に有効期限が切れるライセンス数が表示されます。必要に応じて、アプリ デベロッパーから追加のライセンスを購入することを検討してください。利用状況のデータを追跡することもできます(24 時間の遅延があります)。

アプリのライセンスの保有状況と利用状況を確認するには、次の操作を行います。

  1. 管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。

    管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。

  2. メニュー アイコン 次に [デバイス] > [Chrome] > [アプリと拡張機能] > [ユーザーとブラウザ] に移動します。

    Chrome ブラウザ クラウド管理に登録済みの場合は、メニュー アイコン 次に [Chrome ブラウザ] > [アプリと拡張機能] > [ユーザーとブラウザ] に移動します。

  3. [アプリのライセンス] タブをクリックします。
  4. 確認するアプリを選択します。
  5. [ライセンスの利用状況] で、左右の矢印をクリックして各月のアクティビティを確認します。

ユーザーのライセンスの詳細を表示し、ライセンスの割り当てまたは取り消しを行う

ユーザーに特定のライセンスが割り当てられているかどうかを確認し、必要に応じてライセンスの割り当てまたは取り消しを行うことができます。組織部門またはグループに基づいてユーザーがライセンスを利用できるかどうかを確認することもできます。

組織部門内のユーザーで検索、表示の対象となるのは、自分に付与されている VIEW_USER 権限の対象に含まれているユーザーのみです。

  1. 管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。

    管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。

  2. メニュー アイコン 次に [デバイス] > [Chrome] > [アプリと拡張機能] > [ユーザーとブラウザ] に移動します。

    Chrome ブラウザ クラウド管理に登録済みの場合は、メニュー アイコン 次に [Chrome ブラウザ] > [アプリと拡張機能] > [ユーザーとブラウザ] に移動します。

  3. [アプリのライセンス] タブをクリックします。
  4. 左側にある [ユーザー] を選択します。
  5. ライセンスの詳細を表示するユーザーを検索して選択します。
  6. アプリを選択して、ライセンスのアクセス権限と割り当ての詳細を表示します。
  7. (省略可)ユーザーがアプリへのアクセス権限を持っている場合は、次の操作を行うことでライセンスの割り当てまたは取り消しを行うことができます。
    • ユーザーにアプリのライセンスを割り当てる場合は、[ライセンスを割り当てる] 次へ [割り当て] をクリックします。
    • ユーザーに割り当てられたアプリのライセンスを取り消す場合は、[ライセンスの取り消し] 次へ [取り消し] をクリックします。

ライセンス取得済みアプリのインストールと固定のポリシーを設定する

次の手順は、特権管理者が行う必要があります。

ユーザーのデバイスにインストールされていないアプリでも、そのアプリのライセンスをオンにしていれば、インストールと固定のポリシーを変更することができます。

  1. 特権管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。

    特権管理者アカウントを使用していない場合は、この手順を完了できません。

  2. メニュー アイコン 次に [デバイス] > [Chrome] > [アプリと拡張機能] > [ユーザーとブラウザ] に移動します。

    Chrome ブラウザ クラウド管理に登録済みの場合は、メニュー アイコン 次に [Chrome ブラウザ] > [アプリと拡張機能] > [ユーザーとブラウザ] に移動します。

  3. [アプリのライセンス] タブをクリックします。
  4. インストールと固定のポリシーを設定する組織部門をクリックします。
  5. 設定するアプリのライセンスをクリックします。
  6. [詳細] パネルで、[インストール] をクリックします。
  7. ポップアップ表示されるインストール ダイアログで、以下のインストール オプションを選択します。
    1. 自動インストールして固定する: ユーザーのデバイスにアプリをインストールして、タスクバーに固定します。
    2. 自動インストールする: ユーザーのデバイスにアプリをインストールします。
    3. インストールを許可する: ユーザーが自身のデバイスにアプリをインストールすることを許可します。
      注: プルダウンで [インストールを許可する] オプションを選択できるのは、Chrome 拡張機能と Android アプリのみです。
  8. [次へ] をクリックします。
  9. 上部の [保存] をクリックします。

トラブルシューティング

ディレクトリ内のユーザー アカウントの移動を行いました。アプリのライセンスは失われてしまいましたか?

いいえ。ユーザー アカウントを移動または削除すると、そのユーザーのアプリのライセンスはプールに戻され、他のユーザーがそのライセンスを使用できるようになります。

アプリ デベロッパーから購入したアプリのライセンスの適用で問題が発生しました。どこに連絡すればよいですか?

アプリのライセンスの登録や適用については、購入元のアプリ デベロッパーにお問い合わせください。

アプリ内でアプリのライセンスを確認できません。どこに連絡すればよいですか?

アプリ デベロッパーに連絡して、Google ログインのサポート、またはアプリの機能とコンテンツのロック解除を依頼してください。

アプリのライセンスを有効にしましたが、アプリがユーザーのデバイスに正しくインストールされません。どうすればよいですか?

ユーザーに対してアプリのライセンスを有効にしても、そのアプリが自動的にインストールされることはありません。管理コンソールの [ユーザーとブラウザ] タブで拡張機能や Android アプリ、ウェブアプリを許可または自動インストールしてください。

デベロッパーに連絡先情報を知らせる必要があるのはなぜですか?

アプリから追加の設定、機能、コンテンツが提供されることがあるため、デベロッパーはメールで管理者と連絡を取る必要があります。

アプリに API へのアクセスを許可する必要があるのはなぜですか?

Google のサーバーに対して API 呼び出しを行ってアプリのライセンスを確認する必要があります。ユーザーの代わりにアプリが API にアクセスできるようにすることで、手間を減らすことができます。また、ユーザーが API アクセスを誤って拒否してアプリのライセンス確認がブロックされる事態を回避できます。

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