Linux パソコンに Chrome ブラウザをインストールすると、Google のリポジトリもインストールされます。このリポジトリにより、Chrome ブラウザは自動的に最新の状態に維持されます。
ステップ 1: Chrome ブラウザの更新を無効にするChrome ブラウザの自動更新を停止するには、次のいずれかを行います。
- Chrome ブラウザをインストールする前に空のリポジトリを作成します。
$ sudo touch /etc/default/google-chrome
- /etc/default/google-chrome に次の行を追加します。
repo_add_once=false
Chrome ブラウザのコンポーネントのみが対象です。
Chrome ブラウザの自動更新を無効にした場合でも、ブラウザのコンポーネント(Widevine DRM(暗号化されたメディア用)や Chrome アップデータ復元コンポーネントなど)の更新が自動で停止するわけではありません。これらのコンポーネントの更新を停止するには、Chrome の ComponentUpdatesEnabled ポリシーを無効にします。
任意の JSON ファイル エディタを使用してください。
- etc/opt/chrome/policies/managed フォルダで JSON ファイルを作成して、component_update.json という名前を付けます。
- 次の設定を JSON ファイルに追加して、コンポーネントの更新を無効にします。
{
"ComponentUpdatesEnabled": "false"
} - 更新をユーザーに展開します。
トラブルシューティング
Chrome の更新に問題がある場合は、サポートに連絡して、Chrome のログをアップロードしてください。Chrome のログは、ご利用の Linux ディストリビューション(distro)に応じて異なるパッケージ管理システムのログ内に記載されています。