Chromebook を学力テストに使用する

要件: テストは Chrome キオスクアプリとする必要があります。詳しくは、Chrome キオスクアプリを作成してデプロイするをご覧ください。

1. 管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。

   管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。

2. メニュー アイコン  [デバイス] > [Chrome] > [アプリと拡張機能] > [キオスク] に移動します。
3. （省略可）設定を部門やチームに適用するには、横で組織部門を選択します。手順を見る

4. 使用するアプリを見つけてクリックし、設定を行います。詳しくは、アプリや拡張機能を表示、設定するをご覧ください。

5. [自動起動するアプリ] の横で、ChromeOS デバイスで自動的に起動させるアプリを選択します。

6. （強く推奨）試験中に生徒のローカルデータが消去されないようにするには、次を行います。
   1. メニュー アイコン  [デバイス] > [Chrome] > [設定] > [デバイスの設定] に移動します。

      この操作にはモバイル デバイス管理の管理者権限が必要です。

   2. （省略可）設定を部門やチームに適用するには、横で組織部門を選択します。手順を見る
   3. [ログイン設定] にアクセスします。
   4. [ユーザーデータ] をクリックします。
   5. [すべてのローカル ユーザー データを消去しない] を選択します。
   6. [保存] をクリックします。

キオスクアプリの自動起動設定

• [キオスクアプリを自動起動] が設定されていない場合は、生徒のログイン画面のシステムトレイにキオスクアプリのメニューが表示されます。生徒は、適切なキオスクアプリを選択、起動して、テストを受けます。テストが完了したら、生徒はキオスクアプリを終了して、再びユーザー セッションにログインできるようになります。
• [キオスクアプリを自動起動] が設定されている場合は、設定後にデバイスを起動すると、すぐキオスクアプリが読み込まれます。

キオスクの設定方法については、管理対象ゲスト セッションの設定に関する記事をご覧ください。

提供元が行う手順:

1. 提供元が所有する独立したドメインを作成します。
2. 生徒のアカウントを作成します。

学校の IT 管理者が行う手順:

1. 管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。

   管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。

2. メニュー アイコン  [デバイス] > [Chrome] > [設定] > [デバイスの設定] に移動します。

   この操作にはモバイル デバイス管理の管理者権限が必要です。

3. （省略可）設定を部門やチームに適用するには、横で組織部門を選択します。手順を見る
4. （強く推奨）試験中に生徒のローカルデータが消去されないようにするには、次を行います。
   1. [ログイン設定] にアクセスします。
   2. [ユーザーデータ] をクリックします。
   3. [すべてのローカル ユーザー データを消去しない] を選択します。
   4. [保存] をクリックします。
5. （省略可）デバイスにログインできるユーザーを、学力テストのドメインに所属しているユーザーのみに制限します。
   1. [ログイン設定] にアクセスします。
   2. [ログインの制限] をクリックします。
   3. [ログインをリスト内のユーザーのみに制限する] を選択します。
   4. *@yourdomain.com を入力します。
   5. [保存] をクリックします。

6. 許可したものを除くすべてのアプリをブロックします。

   1. メニュー アイコン [デバイス] > [Chrome] > [アプリと拡張機能] > [ユーザーとブラウザ] に移動します。

      Chrome ブラウザ クラウド管理に登録済みの場合は、メニュー アイコン [Chrome ブラウザ] > [アプリと拡張機能] > [ユーザーとブラウザ] に移動します。

   2. （省略可）設定を一部のユーザーと登録済みブラウザにのみ適用するには、設定の横で組織部門（多くの場合、部門に使用されます）または設定グループ（詳細設定）を選択します。手順を見る

      グループの設定は組織部門の設定をオーバーライドします。詳細

   3. 右側にある、[追加の設定] をクリックします。
   4. [許可 / ブロックモード] に移動します。
   5. [編集] をクリックします。
   6. [Chrome ウェブストア] で [すべてのアプリを拒否する、管理者が許可リストを管理する] を選択します。
   7. [保存] をクリックします。
7. ユーザーとブラウザにセキュリティ対策を適用します。
   1. ​メニュー アイコン [デバイス] > [Chrome] > [設定] に移動します。デフォルトでは、[ユーザーとブラウザの設定] ページが開きます。

      この操作にはモバイル デバイス管理の管理者権限が必要です。

      Chrome Enterprise Core に登録済みの場合は、メニュー アイコン [Chrome ブラウザ] > [設定] に移動します。

   2. （省略可）設定を部門やチームに適用するには、横で組織部門を選択します。手順を見る
   3. （省略可）設定を一部のユーザーと登録済みブラウザにのみ適用するには、設定の横で組織部門（多くの場合、部門に使用されます）または設定グループ（詳細設定）を選択します。手順を見る

      グループの設定は組織部門の設定をオーバーライドします。詳細

   4. [セキュリティ] に移動します。
      1. [シークレット モード] をクリックします。
      2. [シークレット モードを無効にする] を選択します。
      3. [保存] をクリックします。
   5. [コンテンツ] に移動します。
      1. [スクリーンショット] をクリックします。
      2. [ユーザーにスクリーンショットの撮影とビデオ録画を許可しない] を選択します。
      3. [保存] をクリックします。
   6. [コンテンツ] に移動します。
      1. [URL のブロック] をクリックします。
      2. [ブロックされる URL] を記入して、ワイルドカード（*）ですべての URL をブロックするように設定します。
      3. [ブロックする URL の例外] を記入して、学力テストの URL と生徒にアクセスを許可するその他のツールを設定します。詳細
      4. [保存] をクリックします。
   7. [印刷] に移動します。
      1. [印刷] をクリックします。
      2. [印刷を無効にする] を選択します。
      3. [保存] をクリックします。
   8. [ハードウェア] に移動します。
      1. [外部ストレージ デバイス] をクリックします。
      2. [外部ストレージ デバイスを許可しない] を選択します。
      3. [保存] をクリックします。

各設定の詳細については、ユーザーまたはブラウザに Chrome のポリシーを設定するをご覧ください。

生徒が行う手順:

1. 学力テストの提供元から与えられたユーザー名とパスワードを使用して Chromebook にログインします。
2. テストを受けます。
3. テストが完了したら、Chromebook からログアウトします。

生徒がログアウトすると、デバイスのデータはワイプされます。

セキュリティに関するその他の情報:

Chrome に元々備わっている上述の管理機能に加え、学力テストの提供元によっては独自の Chrome 拡張機能で追加の管理機能（デバイスにログインしたユーザーを確認するツールや、追加のレポート機能など）をデプロイしていることもあります。詳しくは、アプリや拡張機能を追加するをご覧ください。

Chrome バージョン 73 以降

始める前に

• 管理対象ゲスト セッションの設定を行う組織部門に ChromeOS デバイスを配置します。詳しくは、Chrome デバイスを組織部門に移動するをご覧ください。管理対象ゲスト セッションについて詳しくは、管理対象ゲスト セッションのデバイスをご覧ください。

本記事は管理対象の Chrome OS デバイスに関する説明です。

1. 管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。

   管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。

2. メニュー アイコン  [デバイス] > [Chrome] > [設定] > [管理対象ゲスト セッションの設定] に移動します。

   この操作にはモバイル デバイス管理の管理者権限が必要です。

3. （省略可）設定を部門やチームに適用するには、横で組織部門を選択します。手順を見る
4. [全般] に移動します。
5. [管理対象ゲスト セッション] をクリックします。
6. [管理対象ゲスト セッションを許可する] を選択します。
7. セッションでユーザーに表示する名前を入力します。
8. [保存] をクリックします。
9. 管理対象ゲスト セッションの設定を行います。
   1. （省略可）試験時間を設定します。
      1. [全般] に移動します。
      2. [ユーザー セッションの最大の長さ] をクリックします。
      3. 時間を入力します。
      4. [保存] をクリックします。
   2. ユーザーのデバイスでアイドル時間を設定します。
      1. [アイドル設定] をクリックします。
      2. アイドル時間を分単位で 15 分以上に設定します。
      3. [保存] をクリックします。
   3. ユーザーが新しいシークレット ウィンドウを開けないようにします。
      1. [セキュリティ] に移動します。
      2. [シークレット モード] をクリックします。
      3. [シークレット モードを無効にする] を選択します。
      4. [保存] をクリックします。
   4. ユーザーがスクリーンショットを撮影できないようにします。
      1. [コンテンツ] に移動します。
      2. [スクリーンショット] をクリックします。
      3. [スクリーンショットを無効にする] を選択します。
      4. [保存] をクリックします。
   5. ユーザーが特定の URL にアクセスできないようにします。
      1. [コンテンツ] に移動します。
      2. [URL のブロック] をクリックします。
      3. [URL 拒否リスト] に https://* と入力し、すべての URL をブロックします。
      4. [URL 拒否リストの例外] には、学力テストの URL と、テスト中に生徒にアクセスを許可するその他の URL を入力します。
      5. [保存] をクリックします。
   6. ユーザーが Chrome メニュー、拡張機能、JavaScript アプリケーションなどから印刷できないようにします。
      1. [印刷] に移動します。
      2. [印刷] をクリックします。
      3. [印刷を無効にする] を選択します。
      4. [保存] をクリックします。
   7. ユーザーが外部ドライブを取り付けられないようにします。
      1. [ハードウェア] に移動します。
      2. [外部ストレージ デバイス] をクリックします。
      3. [外部ストレージ デバイスを許可しない] を選択します。
      4. [保存] をクリックします。
10. インストールするアプリと拡張機能を選択します。詳しくは、アプリと拡張機能を自動的にインストールするをご覧ください。
11. 生徒が管理対象ゲスト セッションの外部から学力テストの URL にアクセスできないようにします。
    1. ​メニュー アイコン [デバイス] > [Chrome] > [設定] に移動します。デフォルトでは、[ユーザーとブラウザの設定] ページが開きます。

       この操作にはモバイル デバイス管理の管理者権限が必要です。

       Chrome Enterprise Core に登録済みの場合は、メニュー アイコン [Chrome ブラウザ] > [設定] に移動します。

    2. （省略可）設定を一部のユーザーと登録済みブラウザにのみ適用するには、設定の横で組織部門（多くの場合、部門に使用されます）または設定グループ（詳細設定）を選択します。手順を見る

       グループの設定は組織部門の設定をオーバーライドします。詳細

    3. [コンテンツ] に移動します。
    4. [URL のブロック] をクリックします。
    5. [URL 拒否リストの例外] に学力テストの URL を入力します。
    6. [保存] をクリックします。 または、組織部門 の [オーバーライド] をクリックします。

       継承された値を後で復元するには、[継承]（グループの場合は [設定解除]）をクリックします。

生徒が Google アカウントにログインせず、必ず管理対象ゲスト セッションを使って学力テストを受けるようにしてください。生徒が学力テストを終えて管理対象ゲスト セッションを終了すると、そのセッションはデバイスからワイプされます。