Windows 11 上の Chrome ブラウザを管理している管理者を対象としています。
Chrome を Windows 11 のタスクバーに固定すると、ユーザーが Chrome ブラウザを見つけて使用しやすくなります。この手順では、XML ファイルを作成し、グループ ポリシー オブジェクト(GPO)または Microsoft Intune を使用してデプロイする方法について説明します。
1. サンプル XML ファイルをダウンロードする
XML ファイルは Chrome Enterprise GitHub フォルダにあります。
注: 一覧にないアプリは、デフォルトで固定が解除されます。固定されたアプリケーションを含むファイルがすでにある場合は、この点を考慮して、正しい XML 値を含むようにファイルを変更してください。
既存のタスクバーへの固定を Chrome に置き換える
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<LayoutModificationTemplate
xmlns="http://schemas.microsoft.com/Start/2014/LayoutModification"
xmlns:defaultlayout="http://schemas.microsoft.com/Start/2014/FullDefaultLayout"
xmlns:start="http://schemas.microsoft.com/Start/2014/StartLayout"
xmlns:taskbar="http://schemas.microsoft.com/Start/2014/TaskbarLayout"
Version="1">
<CustomTaskbarLayoutCollection>
<defaultlayout:TaskbarLayout>
<taskbar:TaskbarPinList>
<taskbar:DesktopApp DesktopApplicationID="Chrome" />
</taskbar:TaskbarPinList>
</defaultlayout:TaskbarLayout>
</CustomTaskbarLayoutCollection>
</LayoutModificationTemplate>
2. XML ファイルをデプロイする
この XML ファイルは、構成サービス プロバイダ(CSP)、プロビジョニング パッケージ(PPKG)、またはグループ ポリシー(GPO)を使用してデバイスにデプロイできます。XML ファイルのデプロイ方法は、Windows 11 デバイスの管理方法によって異なります。
GPO を使用して XML ファイルをデプロイする
- ユーザー アカウントに読み取りアクセス権がある共有ネットワーク ドライブに XML ファイルを配置します。
- GPO を構成します。
- グループ ポリシー管理エディタを開きます。
- [ユーザーの構成]
[管理用テンプレート]
[スタート メニューとタスクバー] に移動します。
- [スタート画面のレイアウト] を開く
[有効] を選択
XML ファイルの UNC(Universal Naming Convention)パスを入力
[OK] をクリックします。
たとえば、「\\YourServer\Share\TaskbarLayout.xml」と入力します。 - この GPO を、タスクバー レイアウトを適用するユーザーまたはデバイスを含む適切な組織部門にリンクします。
Intune で XML ファイルをデプロイする
Intune を使用して XML ファイルをデプロイする方法については、Microsoft Ignite のドキュメントをご覧ください。
3. ユーザーがログアウトして再度ログインする
通常、新しいレイアウトを表示するには、Windows 11 からログアウトして、再度ログインする必要があります。他のポリシー設定で禁止されていない限り、ユーザーは引き続き固定を追加または削除できます。ポリシー設定でプロビジョニングされた固定は、ユーザーが固定を解除しても、次回のポリシー更新時に復元されます。
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