Windows、Mac、Linux 版の Chrome ブラウザにログインしている管理対象ユーザーの管理者向けの記事です。
管理者は、Chrome ブラウザの管理対象ユーザー向けの新しいタブページで、予定表カードとファイル候補カードを設定できます。これらのカードを使用することで、カレンダーの予定やドキュメントにすばやくアクセスできます。
前提条件
- 組織に Workspace または Microsoft 365 のサブスクリプションがある。
- ユーザーが管理対象アカウントを使用して Chrome ブラウザにログインしている。
ステップ 1: 新しいタブページにカードを表示する
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管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
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メニュー アイコン
[デバイス] > [Chrome] > [設定] に移動します。デフォルトでは、[ユーザーとブラウザの設定] ページが開きます。
この操作にはモバイル デバイス管理の管理者権限が必要です。
Chrome Enterprise Core に登録済みの場合は、メニュー アイコン
[Chrome ブラウザ] > [設定] に移動します。
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[ユーザー エクスペリエンス] に移動します。
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[新しいタブページにカードを表示する] をクリックします。
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次のいずれかを選択します。
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[ユーザーによる決定を許可] - これがデフォルトです。コンテンツが使用可能である場合は、新しいタブページにカードが表示されます。カードを表示するかどうかはユーザーが決定できます。
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[表示可能なコンテンツがあれば新しいタブページにカードを表示する] - コンテンツが使用可能である場合は、新しいタブページにカードが表示されます。ユーザーはカードを表示するかどうかを決定できません。
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[保存] をクリックします。 または、組織部門 の [オーバーライド] をクリックします。
継承された値を後で復元するには、[継承]（グループの場合は [設定解除]）をクリックします。
注: 組織が Microsoft 365 ではなく Workspace を使用している場合、これ以上の設定は不要です。以降、管理対象 Google アカウントを使用して Chrome ブラウザにログインしている場合は、新しいタブページにカードが自動的に表示され、すぐに使用し始めることができます。
ドライブのファイル候補機能のオン / オフを切り替える方法については、Chrome ブラウザでドライブのファイル候補の使用を許可するをご覧ください。
ステップ 2: 表示する Microsoft 365 カードを選択する
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管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
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メニュー アイコン
この操作にはモバイル デバイス管理の管理者権限が必要です。
Chrome Enterprise Core に登録済みの場合は、メニュー アイコン
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[ユーザー エクスペリエンス] に移動します。
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次の手順に沿って、Microsoft Outlook の新しいタブページのカードを設定します。
- [新しいタブページに Outlook カレンダー カードを表示する] をクリックします。
- [NTP Outlook カレンダー カードを有効にする] をクリックします。
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[保存] をクリックします。 または、組織部門 の [オーバーライド] をクリックします。
継承された値を後で復元するには、[継承]（グループの場合は [設定解除]）をクリックします。
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SharePoint の新しいタブページのカードを設定します。
- [新しいタブページに SharePoint ファイルカードを表示する] をクリックします。
- [NTP SharePoint ファイルカードを有効にする] を選択します。
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[保存] をクリックします。 または、組織部門 の [オーバーライド] をクリックします。
継承された値を後で復元するには、[継承]（グループの場合は [設定解除]）をクリックします。
ステップ 3: Microsoft 認証を設定する
- Chrome ブラウザで新しいブラウザタブを開きます。Microsoft にログインするよう求めるカードが表示されます。
- [Microsoft でログイン] をクリックします。
- 認証情報を入力して、Microsoft アカウントにログインします。
- リクエストされた権限の使用について同意します。
- ユーザーにはアプリケーションを認証する権限があります。
- リクエストされた権限を確認し、[同意する] をクリックして続行します。
- ユーザーが組織を代表して同意する権限を持つ管理者である場合は、このチェックボックスをオンにして組織全体に対して同意することもできます。
- ユーザーには、アプリケーションを認証するよう管理者にリクエストする権限があります。
- 理由を入力し、Azure 管理者にリクエストを送信します。
- 認証をリクエストした後に、Azure テナントの管理者はリクエストを確認し、承認 / ブロック / 拒否できます。
- リクエストが承認されたら、この機能を開いて、Microsoft にログインします。
- ユーザーには、認証する権限や認証をリクエストする権限はありません。
- 代わりに、Azure 管理者が設定プロセスを実行する必要があります。
- Azure 管理者は、認証をリクエストする権限をユーザーに付与することもできます。
- ユーザーにはアプリケーションを認証する権限があります。
上記の権限セットを編集、削除する方法については、Microsoft のドキュメントをご覧ください。
注: 管理者アカウントを使用してログインし、権限を付与した後に、管理者アカウントに予定やファイルのデータが関連付けられていない場合は、カードがすぐに表示されないことがあります。この機能が正常に機能することを確認するには、ブラウザの Cookie を消去し、既存のカレンダーの予定やファイルが関連付けられている別のユーザー アカウントを使用してログインしてください。
その他の情報
Microsoft API 権限のリクエスト
| API | 説明 |
|---|---|
| Calendars.Read | ユーザーの Outlook 予定表データを取得する場合に使用します。 |
| ユーザーの SharePoint および OneDrive 候補ファイルを取得する場合に使用します。 | |
| OpenID Connect のスコープ |
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トークンの存続期間
ユーザーがこの機能にログインすると、表示できるデータを取得するためのアクセス トークンと、新しいアクセス トークンを取得するための更新トークンが Google に送信されます。トークンの存続期間は、組織の設定に応じて異なります。この機能で使用されるシングルページ アプリケーションのアクセス トークンと更新トークンの存続期間について詳しくは、Microsoft のドキュメントをご確認ください。
データの処理
API 呼びだしを行うと、次のデータが処理されて表示されますが、保存はされません。
- カレンダーの予定
- 予定の添付ファイル
- OneDrive ファイルおよび SharePoint ファイルの名前
ユーザー側の挙動
- Outlook の予定表カードには、次のカレンダーの予定や、当日の他の会議が表示されます。
- SharePoint ファイルカードには、多数の候補ファイルが一覧表示されます。
- ユーザーは、Workspace と Outlook またはドライブと SharePoint が両方とも有効な場合に表示する予定表カード / ファイルカードを選択できることがあります。
- ユーザーが Google Workspace と Outlook の予定表を両方使用している場合は、表示する予定表カードを選択することも、両方を表示することもできます。
- ユーザーは、新しいタブページでカードを表示するかどうかを決定できます。詳細については、Chrome の新しいタブページをカスタマイズするをご覧ください。