Chrome Enterprise のデータ処理

Chrome ブラウザ

注: Chrome ブラウザ サービスは、Chrome Enterprise の保持と削除の要件に厳密に準拠しています。個人データは通常、サービスの提供またはユーザーのセキュリティに必要でない限り、18 か月を超えて保持されることはありません。

サービス 説明 Chrome ポリシー
画像アノテーション(ユーザー補助) 画像アノテーションを使用すると、視覚に障がいのあるユーザーが画像内のテキストを読み取れます。 AccessibilityImageLabelsEnabled
Speech-to-Text(ユーザー補助)

Speech-to-Text は、音声をテキストに変換します。

DictationEnabled
Text-to-Speech(ユーザー補助)

Text-to-Speech は、テキストを自然な音声に変換します。

SelectToSpeakEnabled

EnhancedNetworkVoicesInSelectToSpeakAllowed

DeviceLoginScreenSelectToSpeakEnabled

ListenToThisPageEnabled

高度な保護機能プログラム

高度な保護機能プログラムは、標的型オンライン攻撃から Google アカウントを守ることを目的に設計されています。

AdvancedProtectionAllowed
代替エラーページ 代替エラーページ機能では、ナビゲーション エラーを解決する際に Google Public DNS サービスを使用して代替エラーページを Chrome ブラウザに表示するかどうかを指定できます。 AlternateErrorPagesEnabled
自動入力(支払い情報を除く) 自動入力機能を使用すると、住所などの保存済みの情報をフォームに自動入力できます。オンラインで新しいフォームに情報を入力すると、Chrome でその情報を保存するかどうかを確認されることがあります。

AutofillAddressEnabled

SyncTypesListDisabled

SyncDisabled

自動入力 - ウェブ決済 自動入力 - ウェブ決済機能では、同じ Google アカウントを使用する複数の Google デバイスでお支払い方法を同期できるようになります。 AutofillCreditCardEnabled
キャスト モデレーター

Google キャスト モデレーターは、教室での Chrome ユーザーのために構築されたキャスト ソリューションです。管理者は学校用にキャスト モデレーターを設定して、教師と生徒が安全なアクセスコードで自分の画面を教室のディスプレイにワイヤレスで共有できるようにすることができます。

EnableMediaRouter
Chrome 同期

Chrome 同期は、ユーザーのブックマーク、履歴、パスワード、その他の設定を Google アカウントに保存します。これにより、ブラウザを一から再調整しなくても他のデバイスに簡単にログインできます。

SyncDisabled
Chrome アップデート

アップデート サービス

Chrome アップデートは、Chrome の最新バージョンを確実に配布し、最新のセキュリティ アップデートと保護を適用します。

ComponentUpdatesEnabled
Chrome のバリエーション

アップデート サービス

Chrome のバリエーションは、個々の Chrome 機能をロールアウトまたはロールバックして、意図したとおりの動作を確実なものにするためのフレームワークです。

ChromeVariations
障害レポート

障害レポートは、Google が Chrome の修正を特定し、優先順位を付けるために使用します。

MetricsReportingEnabled
デベロッパー ツール(Chrome DevTools)

Chrome DevTools には、Chrome ブラウザに直接組み込まれたウェブ デベロッパー ツールと、ChromeOS プラットフォーム上の Android 開発者向けオプションが用意されています。

DeveloperToolsAvailability
ドメインの信頼性の確認

「ドメインの信頼性の確認」機能は、ユーザーが高い信頼性をもって Google ドメインのリクエストやアクセスを行えることを検証するのに役立ちます。

DomainReliabilityAllowed
高度なスペルチェック

高度なスペルチェックは Google 検索で使用され、スペル候補の精度向上のために、ユーザーがブラウザ上のウェブページのテキスト ボックスに入力したテキストを Google に送信します。

SpellCheckServiceEnabled
フィードバック レポート

フィードバック レポートでは、ユーザーが機能やサービスに関するフィードバックを提供できます。

UserFeedbackAllowed
生成 AI

すべての生成 AI 機能のリスト

各種

パスワード漏洩の検出

「パスワード漏洩の検出」機能は、不正使用された可能性のあるパスワードの使用が検出されると、ユーザーにアラートを表示します。

PasswordLeakDetectionEnabled
パスワード マネージャー

パスワード マネージャーは、認証情報の保存と更新、フォームへの認証情報の入力、ランダムかつ固有の認証情報の生成を行うことで、ユーザーをサポートします。

PasswordManagerEnabled

SyncTypesListDisabled

権限の候補

Chrome 権限候補サービス(CPSS)は、権限のリクエストに対して安全な意思決定を行うための Chrome ブラウザ サービスです。

MetricsReportingEnabled
セキュリティ キーとしてのスマートフォン

セキュリティ キーとしてのスマートフォン(PaaSK)は、企業認証における 2 つ目の認証要素です。PaaSK により、Google は互換性のある iOS デバイスや Android デバイスをセキュリティ キーに変換して、アカウントを保護できます。

AdvancedProtectionAllowed

セーフ ブラウジング

セーフ ブラウジングは、既知のフィッシング、ソーシャル エンジニアリング、マルウェア、望ましくないソフトウェア、悪質な広告、煩わしい広告、不正なウェブサイトや拡張機能に対する保護を提供します。

SafeBrowsingProtectionLevel
セーフサイト

セーフサイトは、Safe Search API を使用して露骨な表現を含むコンテンツの URL を検査し、未承認のユーザーによるアクセスを防ぎます。

SafeSitesFilterBehavior
検索候補

検索候補は、ユーザーが Google 検索ボックスに入力している最中に、ユーザーが入力しようとしているクエリを予測して候補を表示する機能です。

SearchSuggestEnabled
翻訳

ウェブページを別の言語に翻訳できます。

TranslateEnabled
URL キーによる仮名化指標

ユーザーがこの機能を有効にしている場合、URL キーによる仮名化指標(UKM)は、検索とブラウジングの向上を目的として URL に関連する指標を Google に送信します。UKM データは、(i)[指標の収集] および(ii)[検索とブラウジングを改善する] 設定の両方を有効にしているユーザーからのみ収集されます。

UrlKeyedAnonymizedDataCollectionEnabled
ユーザー メトリクス

ユーザー メトリクスは、機能やサービスの向上と想定どおりの動作を目的として、Google に使用統計情報を送信します。

MetricsReportingEnabled
ウェブプッシュ メッセージ

ウェブプッシュ メッセージは、ユーザーが Chrome の通知を許可している場合に、ウェブページがプッシュ メッセージまたは通知を送信するのを許可します。

DefaultNotificationSetting
WebRTC レポート

WebRTC(ウェブ リアルタイム通信)は、シンプルな API を介してブラウザとモバイルアプリにリアルタイムの通信機能を提供する、オープンソース プロトコルです。

WebRtcEventLogCollectionAllowed

Google 管理コンソール経由の Chrome Enterprise

エンタープライズ契約に別途記載されている場合を除き、すべての個人データは、Chrome Enterprise データ保護コミットメントに基づいて処理されます。

注: 管理コンソールから利用できる Chrome Enterprise サービスは、Chrome Enterprise の保持と削除の要件に厳密に準拠しています。個人データは通常、サービスの提供またはユーザーのセキュリティに必要でない限り、18 か月を超えて保持されることはありません。管理コンソールから利用できる監査ログ、調査ログ、セキュリティ ログ、レポートの保持に関する詳細は、以下の収集されるレポートとログの表をご覧ください。

収集されるデータの種類

データの種類 含まれるデータ
ブラウザ ブラウザの ID、バージョン、状態のほか、機能、パフォーマンス、セキュリティ、ブラウザの使用状況に関連するその他の指標
デバイス デバイス ID またはシリアル番号、デバイスの種類(OS、モデルなど)、デバイスのステータスのほか、機能、パフォーマンス、セキュリティ、デバイスの使用状況に関連するその他の指標
拡張機能 拡張機能の ID、ステータスのほか、機能、パフォーマンス、セキュリティ、拡張機能の使用状況に関連するその他の指標
位置情報 地域情報と IP アドレス
管理コンソール ブラウザとユーザー管理の設定および構成
パフォーマンス Chrome Enterprise とその機能のパフォーマンスに関する指標
ユーザー ユーザー ID、ユーザーの種類、アカウントの詳細(メールアドレス、年齢、名前など)、アカウントのステータス
ユーザーによる作成 / 送信

設定および構成のカスタム属性

スキャン用にアップロードされたファイル(Chrome Enterprise Premium が必要です)

ユーザーの利用状況 管理者による管理コンソールの利用状況やユーザーによる Chrome の利用状況(監査、調査、セキュリティ ログ、レポート用に記録)

収集されるレポートとログ

サービス 説明 保持期間
アクセスの透明性に関するログイベント データ(Chrome Enterprise Premium が必要です) 組織のデータに Google のスタッフがアクセスしたときの操作の記録。通常は、該当するリソースと操作、操作の日時、操作の理由(カスタマー サポート リクエストに関連付けられたケース番号など)、Google のスタッフの詳細(オフィスの所在地など)などのデータが含まれます。 6 か月
アカウント レポート(Google Identity が必要です) ユーザーのステータスとアカウントの使用状況を包括的に表示するビュー。ユーザーのアカウントのステータス、2 段階認証プロセスのステータス、パスワードの安全度などの詳細を確認できます。 6 か月
管理ログイベント データ 管理コンソールで実行された操作(管理者によるユーザーの追加や Google Workspace サービスの有効化など)の記録。 6 か月
管理データの操作のログイベント データ 管理コンソールで実行された操作(管理者による任意のイベントのセンシティブ データに対するアクセス、削除、復元などの操作)の記録。 6 か月
Chrome アプリと拡張機能の使用状況 ユーザーの登録済み Chrome ブラウザや ChromeOS デバイスにインストールされているアプリと拡張機能の詳細。 12 か月間
Chrome のログイベント データ 管理対象の Chrome ブラウザと ChromeOS デバイスに関連するイベントを追跡するための操作の記録。安全ではないサイトへのアクセスが行われた日時も確認できます。 6 か月
Chrome のバージョン レポート 組織内のデバイスで実行されている Chrome ブラウザのバージョン 12 か月間
コンテキストアウェア アクセスのログイベント データ(Chrome Enterprise Premium が必要です) ユーザーがアプリへのアクセスを拒否された場合にトラブルシューティングを行うための操作の記録。 6 か月
デバイスのログイベント データ 組織のデータへのアクセスに使用されたパソコンやモバイル デバイスでの操作の記録。たとえば、ユーザーがいつアカウントをデバイスに追加したか、デバイスのパスワードがパスワード ポリシーに準拠しているかなどを確認できます。アクティビティの発生時に通知を受け取れるよう、アラートを設定することもできます。 6 か月
OAuth トークンのログイベント データ(Google Identity が必要です)

ドメイン内でどのユーザーがどのサードパーティ製アプリケーションを使用しているかを確認するための操作の記録。

また、Google アカウント データへのアクセスがサードパーティ製アプリケーションに対して承認された場合も、その都度ログに記録されます。

6 か月
ルールのログイベント データ(Chrome Enterprise Premium が必要です)

ユーザーによるセンシティブ データの共有試行を確認するための操作の記録。また、データ損失防止(DLP)ルールに違反するイベントによってトリガーされたイベントを調べることもできます。通常、ユーザーの操作は 1 時間以内にログに記録されます。

ルールのログイベントには、Chrome Enterprise Premium における脅威およびデータ保護のデータの種類も表示されます。

6 か月
SAML のログイベント データ ユーザーが SAML アプリケーションへのログインに成功したか失敗したかを確認するための操作の記録 6 か月
セキュリティ レポート - ユーザー(Google Identity が必要です) ユーザーがどのようにデータの共有とアクセスを行っているか、また適切なセキュリティ対策を講じているかを把握し、データ漏洩に対するユーザーのリスクを監視できる包括的なビュー。外部アプリのインストール、大量のファイル共有、2 段階認証プロセスの省略、セキュリティ キーの使用などを行っているユーザーを確認できます。 6 か月
セキュリティ レポート - デバイス(デバイスが高度なデータ管理の対象である必要があります) 特定の期間に発生したデバイスの不正使用イベント(デバイス ID、所有者、タイムスタンプなど)の詳細を表示するビュー。 6 か月
ユーザー(Google Identity が必要です) 組織内のユーザーに関するライブ状態のデータを表示および調査できます。たとえば、ユーザーが 2 段階認証プロセスに登録されているか、ユーザーの組織で 2 段階認証プロセスが適用されているか、停止中のユーザーの ID などを確認できます。 6 か月
ユーザーのログイベント データ(旧称「ログイン監査ログ」)(Google Identity が必要です) ユーザーが各自のアカウントで行った重要な操作を確認できます。このような操作に該当するのは、パスワードの変更、アカウント再設定用情報(電話番号、メールアドレス)の変更、2 段階認証プロセスの登録などです。 6 か月

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