Google がどのようにセキュリティ、コンプライアンス、プライバシーを重視し、信頼できるブラウザを提供しているかについて説明します。
チームや組織が Chrome Enterprise を信頼する理由
Google は、Chrome Enterprise をお選びいただくために、3 つのコアバリューを掲げています。
- お客様データのコントロール
- お客様データの保存、処理、管理方法の公開
- コンプライアンスとガバナンスの要件を満たすための構造に対する主体性
究極的には、お客様データはお客様のものであり、Google のものではありません。
Google は、お客様の信頼を得るために、以下のような取り組みを行っています。
- 透明性があり、お客様が主権を確保できる安全な製品を提供します
- 脅威や不正なアクティビティからデータを保護するために、Google が自社オペレーションで使用しているのと同じインフラストラクチャとセキュリティ サービスを使用します
- セキュリティ、プライバシー、コンプライアンス管理に関し、独立した機関による検証を厳格に実施して、お客様が規制に関する目標を達成できるようにします
セキュリティ
お客様の情報、ID、アプリケーション、ブラウザを保護するため、安全性を重視して設計されたインフラストラクチャ、組み込みの保護機能、グローバル ネットワークを使用します。これらは、Google が自社の運用に使用しているものと同じです。データは、施設間での転送中も保存中も暗号化されます。
Chrome Enterprise のセキュリティの詳細を確認する
コンプライアンス
セキュリティ、プライバシー、コンプライアンス管理に関して独立した機関による監査を実施し、お客様が規制やポリシーに関する目標を達成できるようにしています。
ISO/IEC 27001/27017/27018、SOC 1/2/3 といったすべてのコンプライアンス サービスについて詳しくは、コンプライアンス リソース センターをご覧ください。
データのプライバシー
Google は、お客様の信頼を獲得し、維持するために、プライバシーが重要であることを理解しています。Chrome Enterprise は、国や地域に関係なく、共通のプライバシー原則に沿ってご利用いただけます。お客様のプライバシーを保護するための Google の取り組みは、Chrome Enterprise データ保護コミットメントで確認できます。Google は、これを指針としてセキュリティとプライバシー保護を実践しています。
透明性
データの保護や管理に関する Google のコミットメントとお客様が Google に期待できる事項について、透明性を確保しています。
- Chrome ブラウザ、Chrome Enterprise Core、Chrome Enterprise Premium で処理されるデータをご覧ください。
- 透明性レポートで、サードパーティ データのリクエストを処理する方法をご確認ください。
- データの保持と削除に関する Google のポリシーをご確認ください。
- 復処理者を使用している場所をご覧ください。
利用規約とポリシー
各種 Chrome 関連プロダクトの使用に関する利用規約とポリシーは、以下からご確認いただけます。
Chrome ブラウザ Chrome Enterprise Core(Chrome ブラウザの管理に使用する Google 管理コンソールの一部。旧称: Chrome ブラウザ クラウド管理)以下の利用規約は管理コンソール自体の使用に関するものであり、管理されるブラウザは対象外となります。ブラウザには、前項にあるブラウザの規約とポリシーが適用されます。
Chrome Enterprise Premium 使用の前提条件。
この使用には、上記の Chrome ブラウザと Chrome Enterprise Core の利用規約やポリシーにも同意する必要があります。
Chrome Enterprise サービスのステータス
Chrome Enterprise クラウド管理サービスの稼働時間と可用性を確認できます。
データ保護に関する主な用語
お客様データ「お客様データ」とは、お客様またはお客様のエンドユーザーが、本人または代理人によって、Google のサービスの使用を通して Google に提出、保存、送信、その他なんらかの方法で提供したすべてのデータと、サービスを通して受領したすべてのデータを指します。このデータには、テキスト、ファイル、ソフトウェア、画像、動画、音声、ソフトウェア、コードなどが含まれます。
「サービスデータ」とは、Google がお客様へサービスを提供(管理を含む)する際に収集または生成する個人データから、お客様データを除いたものを指します。なお、サービスデータには、(i)サポート チケット内の個人データ、(ii)エンドユーザーがサービスにアクセスするために自分のデバイスにインストールしたソフトウェアで収集された個人データ(テレメトリー データを含む)が含まれます。