管理対象の ChromeOS デバイス、または Windows、Mac、Linux での管理対象の Chrome ブラウザに適用されます。
管理者は、設定したデータ保護ルールに合致するウェブページに、カスタマイズしたメッセージを半透明の透かしとして表示できます。
必要なもの
- Chrome Enterprise Premium のライセンス
- Chrome ブラウザ バージョン 127 以降
データ保護ルールを作成する
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特権管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
特権管理者アカウントを使用していない場合は、この手順を完了できません。
- [ルール] ページで [ルールを作成] をクリックします。
- プルダウン メニューから [データの保護] を選択します。
- [名前] にルールの名前と説明を入力します。
- [範囲] で、このルールの適用対象とする組織部門またはグループを選択します。
- [続行] をクリックします。
- [アプリ] でデータを保護するアプリを選択します。[Chrome] で [アクセスした URL] のチェックボックスをオンにします。
- [続行] をクリックします。
- [条件] で、ルールを適用してスキャンするデータを定義します。その他、URL や URL のカテゴリなど、スキャンするコンテンツの種類を選択します。
- [コンテキスト] の条件でルールのアクセスレベルを設定します。新しいアクセスレベルの作成方法など、アクセスレベルについて詳しくはデータ損失防止(DLP)ルールとコンテキストアウェア アクセスの条件を結びつけるをご覧ください。
- [アクション] で次のいずれかを選択します。
- 許可して警告を表示 - 透かしの追加は任意です。必要に応じて [ページのコンテンツに透かしを追加する] チェックボックスをオンにしてください。
- 監査のみ - 透かしの追加が必須です。[ページのコンテンツに透かしを追加する] チェックボックスをオフにできません。
- 許可して警告を表示を選択した場合は、[ページのコンテンツに透かしを追加する] チェックボックスをオンにしてください。
- (任意)[透かしメッセージをカスタマイズする] チェックボックスをオンにします。メッセージを入力すると、半透明の透かしテキストとしてページ コンテンツに重なって表示されます。空白のままにすると、デフォルトの [社外秘] の透かしがウェブページに表示されます。
注: デフォルトの場合もカスタマイズした場合も、メッセージにはデバイスまたはユーザーの ID、タイムスタンプ、UTC タイムゾーンが表示されます。 - [アラート] では低、中、高の中からセキュリティレベルを選択します。
- (任意)イベントをアラートセンターに報告し、潜在的な問題に関する通知を確認して解決のため対処できるようにするには、[アラートセンターに送信する] チェックボックスをオンにします。メール通知を受け取るには、このステップで受信者を追加します。
- [続行] をクリックします。
- ルールの条件を確認します。
- [作成] をクリックします。