ChromeOS のデータ管理は、Chrome Enterprise Premium のサービスとどのように連携しますか?
この 2 つの機能は補完的なものであり、共存できます。
- ChromeOS のデータ管理は、ChromeOS でのみ動作し、該当するコンテンツのソースとリンク先に基づいて OS レベルで制限を適用します。これには、スクリーン キャプチャ、電子プライバシー画面、画面共有といった、ブラウザレベルでは実現できない制限も含まれます。
- Chrome Enterprise Premium は、あらゆるプラットフォームで動作し、データを Google にアップロードして特定の正規表現パターンをスキャンすることで、ブラウザレベルで制限を適用します。たとえば、特定の社会保険番号にフラグを立てたりするために利用できます。Chrome Enterprise Premium が対応する制限は、ブラウザの制御が及ぶもの(クリップボードや印刷など)を対象にした制限の一部です。
ChromeOS のデータ管理が機能するためにデバイスはオンラインでなければなりませんか?
いいえ。ポリシーの変更を受け取るのにインターネットにアクセスする必要はありますが、その後はすべてのデータ管理がデバイスでローカルに評価されます。
デバイスがオフラインのときに生成されたイベントは、すべて保存され、デバイスが再度オンラインになると管理コンソールに送信されます。
デバイスの制限に関する情報を取得することはできますか?
ChromeOS バージョン 121 以降には、内部デバッグ ページ(chrome://dlp-internals)が設けられており、デバイスにローカルで現在設定されている制限に関する情報を確認できます。