一致率は、サイトで広告をどれだけ配信できるかどうかに関連しており、さまざまな要因の影響を受ける可能性があります。一致率の低下が収益減少の原因であるかどうかを確認する方法は、次のとおりです。
上の例では、ページビューは安定していますが、一致率の低下とともに収益も減少しています(なお、内訳でフィルタリングする場合は、ページビューの代わりに広告リクエストを使用できます)。
一致率低下の理由として考えられるもの:
広告配信の制限
Google では、AdSense アカウントで表示できる広告の数に上限を設けることがあります。これは、Google がお客様について調査し、トラフィックの質を評価する間の広告配信の一時的な制限であるか、AdSense アカウントで無効なトラフィックの問題が特定されたことが原因である場合があります。
確認方法
- ポリシー センターにアクセスして、アカウント単位で広告配信に影響している問題がないか確認します。
修正方法
- 広告配信の制限に関するガイドを参照します。
- アカウントが AdSense プログラム ポリシーに準拠するよう、事前に対策を講じることをおすすめします。
- トラフィックの質を高めるヒントについては、無効なトラフィックを防止する方法をご覧ください。
ads.txt に関する問題、ポリシーに関する問題、クローラのエラー
サイトの ads.txt ファイルが正しく設定されていないと、収益が影響を受ける可能性があります。ads.txt ファイルがないと、パブリッシャー様の収益が増えなくなることもあります。ポリシー違反やクローラのエラーは、広告配信の制限や無効化につながる可能性があります。
確認方法
- サイトの ads.txt のステータスを確認します。サイトの ads.txt に問題がある場合は、AdSense アカウントに警告が表示されます。
- ポリシー センターにアクセスして、ポリシーに関する問題、規制に関する問題、広告主の設定に関する問題がないか確認します。
- クローラのエラーが発生していないか、アカウントを確認します。クローラのエラーは、ポリシー センターに表示されます。
修正方法
- ads.txt に関する問題を解決するか、ads.txt ファイルを作成することで、購入者は偽の広告枠を判別できるようになり、パブリッシャー様は収益を増やすことができます。詳しくは、ads.txt に関するガイドをご覧ください。
- 広告配信に影響を与えるポリシー違反を解決してから、審査をリクエストします。
ポリシーに関する問題は修正する必要があります。規制に関する問題や広告主の設定に関する問題も、広告配信の制限につながり、収益に影響する可能性があるため、確認をおすすめします。
- クローラの問題のリストを確認して、クローラのエラーを修正します。
無効なトラフィック
お客様のトラフィックの質を確認できない場合、広告の配信が制限されるか無効になることがあります。また、お客様のアカウントで無効なトラフィックが多数検出された場合、アカウントが停止または閉鎖されることがあります。これは広告主とユーザーの保護を目的とした措置です。
確認方法
- パフォーマンスが低下していて、上述の問題のいずれにも該当しない場合は、無効なトラフィックについて確認してください。
- 無効なインプレッション / クリックに対して行われた調整は、収益の確定額でも確認できます。
修正方法
- 広告トラフィックをモニタリングして、アカウントがプログラム ポリシーに準拠していること、および無効なトラフィックが発生していないことを確認します。
- 記事「無効なトラフィックを防止する方法」、広告トラフィック品質管理リソース センターで詳細をご確認ください。
広告の設定、ブロックのコントロール
固定サイズの広告ユニットでは、表示できる広告の数が限られるため、レスポンシブ広告ユニットを使用した場合より収益が低下する可能性があります。ブロックする広告が多すぎると、一致したリクエストが減少する可能性があります。
確認方法
修正方法
- 手動広告の場合は、固定サイズの広告ユニットをレスポンシブ広告ユニットに切り替えるか、広告サイズの最適化設定をオンにします。固定サイズの広告ユニットを使用する必要がある場合は、固定サイズのディスプレイ広告ユニットのガイドラインに沿っていることを確認し、広告の一般的な固定サイズを把握してください。
- 自動広告がまだオンになっていない場合はオンにします。これにより、サイトがスキャンされ、高い成果や収益が期待できる場所に広告が自動的に掲載されるようになります。
- 必要以上に広告をブロックしていないかどうかを確認します。ブロックする要素(広告主、広告ネットワーク、認定バイヤー、一般カテゴリ、デリケートなカテゴリ)が多すぎると、広告枠に入札できる広告主の数が減るため、一致したリクエストの数が減少する可能性があります。サイトでの広告を許可またはブロックするための AdSense ガイドをご覧ください。ブロック コントロールのテストを使用すると、どのパターンがアカウントで高いパフォーマンスを上げるかを判断できます。
市場のトレンド
パフォーマンスが低下する要因の一つに、市場のトレンドがあります。他にも、入札している広告主の数や競合他社など、さまざまな要因が考えられます。収益の変動は、季節性の要素によっても発生します。たとえば、トラフィックとインプレッション単価の季節的な増加は、通常 9 月に始まり、11 月の終わりにピークを迎え、1 月には平常に戻ります。
確認方法
- パフォーマンスが変動していて、上述の問題のいずれにも該当しない場合は、市場のトレンドについて確認してください。
修正方法
- 市場のトレンドはコントロールできるものではありません。ただし、季節的な要因を把握し、季節的な増加の前にサイトを準備しておくことは可能です。ユーザーのトラフィック増加と広告主のインプレッション単価上昇の恩恵を受けられるよう、ホリデー シーズンが始まる前にサイトを最適化しておきましょう。
- 第一印象を重視する
広告の表示回数を最大化して収益を増やすには、サイトにユーザーを引きつけておくことが重要です。魅力あるホームページを構築し、わかりやすいサイトの構造を心がけましょう。サイトの第一印象は、ユーザーが留まってコンテンツを利用してくれるか、それとも留まる気をなくして離れてしまうかを左右します。サイト内検索機能を提供して、必要な情報を簡単に探せるようにしておくのもよいでしょう。
- トラフィックを戦略的に呼び込む
ホリデー シーズンは新しいユーザーを呼び込む絶好の機会です。そのためには、他のコンテンツ クリエイターと連携してお互いのコンテンツを共有することがおすすめです。ソーシャル メディアでアピールするのもよいでしょう。YouTube、Instagram、X を利用して、プラットフォームをまたいでユーザーにリーチすると効果的です。
- ページの速度をテストする
ページの読み込みが遅かったり、スムーズにブラウジングできなかったりすると、多くのユーザーはサイトを離れてしまいます。スマートフォンやタブレットでコンテンツを閲覧するユーザーが増えているため、モバイル デバイスでのページの読み込み速度は特に重要です。Google PageSpeed Insights などのツールを利用して、コンテンツをすばやく表示できるようにしておきましょう。
- キーワードを検討する
ホリデー シーズンには、Google やその他の検索エンジンで特定のキーワードの検索数が急増します。たとえば Google 検索では 2018 年 11 月〜12 月にかけて、ブラック フライデーの買い物に関する検索数が 1,150% 増加しました。
Google トレンドなどのツールは、サイトのユーザーにとって重要なホリデー シーズンのトピックを見つけるのに役立ちます。たとえば、Google トレンドで YouTube のトラフィックの傾向を確認して、検索語句やオーディエンスに関連する動画を作成しておくことも効果的です。 - モバイルに配慮する
モバイルの利用、およびモバイルでの検索数は増加の一途をたどっています。モバイル デバイスでサイトをテストし、どのデバイスでも良好なエクスペリエンスを提供できるようにしておきましょう。
- 第一印象を重視する
- 最適化できる内容については、上述の項目「広告の設定、ブロックのコントロール」をご覧ください。