インタラクティブ レポートでは、レポートの作成と結果の確認をアド マネージャーの同じページで行うことができます。
分析しやすいようにレポートのレイアウトを変更し、独自の形式で結果を並べ替えて整理することが可能です。
レポートを生成した後に、他の指標やディメンションを追加するなど、設定を変更することもできます。結果は自動的に更新されます。
以下のセクションに移動する:
レポートを作成する
レポートを(1 つ以上の指標を追加して)作成すると、通常は数秒以内に結果が表示されます。結果が表示されない場合は、期間を変えるなど、他の設定をお試しください。
- Google アド マネージャーにログインします。
- [レポート]、[インタラクティブ レポート] をクリックします。
- 次のいずれかを行います。
- レポートを自動で生成するには、[レポート生成サポート] でプロンプトを入力または選択します。詳しくは、AI 生成レポートをご覧ください。
- 自分でレポートを作成するには、[独自のレポートを作成] をクリックします。
- レポートの名前を入力します。
ヒント: 名前のないレポートは下書きとして保存されます。名前は後から指定することもできます。名前を付けると、下書きのステータスが解除されます。すべてのレポートを表示する方法について - レポートの基本パラメータを選択します。
- 日付: 日付の横にある
をクリックして、レポートの日付または期間を選択します。
- 比較: 選択した期間と別の期間を比較するには、[比較] で
をクリックして期間を選択します。デフォルトでは、[なし](比較なし)が選択された状態になっています。期間の比較について
- 分割: デフォルトでは、[分割] には [合計のみ] が表示されています。期間で列を分割するには、[分割] で
をクリックし、オプションを選択します。最大 100 個の列を表示できます。
- 通貨: レポートの通貨を変更するには、[レポートの通貨] で
をクリックして通貨を選択します。
- タイムゾーン: レポートのタイムゾーンを変更するには、[タイムゾーン] で
をクリックしてタイムゾーンを選択します。現在、ネットワークと Ad Exchange のタイムゾーンを使用できます。デフォルトではネットワークのタイムゾーンが選択されています。
- 日付: 日付の横にある
- ディメンション(
)と指標(
)を追加します。以下のオプションから選択できます。
- [ディメンションと指標を選択する] をクリックし、検索語句を入力するか、リストをスクロールして、追加するディメンションまたは指標のチェックボックスをオンにします。
- [すべて表示] をクリックし、追加するディメンションまたは指標のチェックボックスをオンにして、[適用] をクリックします。表示を絞り込むには、右上の [ディメンション] または [指標] をクリックします。
注: 一部のディメンションと指標は、インタラクティブ レポートではまだご利用いただけません。ディメンションと指標は順次追加する予定です。まだ使用できない重要なディメンションや指標がある場合は、お気軽にフィードバックをお送りください。
- 結果を「国」などでフィルタするには、[フィルタを追加] をクリックして選択し、[適用] をクリックします。
レポートの結果について
インタラクティブ レポートでは、レポートの設定と同じページに結果が表示されます。レポートに指標とディメンションを追加すると、結果が自動的に表示されます。
[合計] 行には、フィルタされていないすべてのデータの結果が表示されます。
長いレポートでは、上下にスクロールしてすべての行を表示できるようになりました。
レポートのレイアウトを変更する
レポートを生成した後に、レイアウトを次のように変更できます。
- 列の順序を変更するには、[ディメンションと指標を選択する] の横でディメンションまたは指標をドラッグして、好きな順序で配置します。ディメンションは常に指標の前に表示されます。
- 表の形式を選択するには、フラット表示アイコン
または階層表示アイコン
をクリックします。
- フラット表示: このスプレッドシート形式では、選択した各ディメンションおよび指標の列と、すべての結果の行が表示されます。
- 階層表示: この形式では、傾向をわかりやすく表示するため、表データの分類方法が変更されます。ピボット テーブル形式で、選択したレポート ディメンションが 1 つの列に表示され、各ディメンションの値の集計データが階層的なツリー構造で表示されます。たとえば、各広告ユニット名の下に国が表示され、国の下にデバイスが表示されます。選択した指標はそれぞれ固有の列に表示されます。アド マネージャーでデータを階層構造で表示するよう選択した場合でも、エクスポートしたレポートは常にフラット構造の表になります。
- 上位の結果を表示するには、[表示] の横にある
をクリックし、[上位 5 件] などのオプションを選択します。上位の結果を表示すると、ディメンションと指標のメニューが使用できるようになります。上位の結果を、ディメンションまたは指標別でさらに並べ替えるよう選択できます。
- ディメンションの値を列として表示するには、[列] でメニュー
をクリックしてディメンションを選択します。列のディメンションを選択するには、[分割] を [合計のみ] に設定する必要があります。選択したディメンションに 100 を超える値がある場合、超過したデータは表示されません。ディメンションの値が数千におよぶ可能性があり、列の上限である 100 を超える場合は、この点に注意してください。
- フラグでフィルタするには、[フラグでフィルタ] でメニュー
をクリックし、フラグを選択します。
このオプションを使用するには、フラグを設定している必要があります。 - 列を整理するには、列見出しの横にある
をクリックして、列をフィルタ、並べ替え、非表示にします。たとえば、「合計インプレッション数」指標を追加している場合は、結果を降順に並べ替えることができます。さらに、以下のことにご留意ください。
- 階層表示の表形式では、ディメンションの 1 つの列を非表示にすることはできません。
- 過去に非表示にしていた列を再度表示するには、列見出しの横にある [列を表示] 矢印をクリックします。
- 列の幅を調整するには、列の区切りを左右にドラッグします。
- 一番上または一番下の行に移動するには、右下の [クリックして最上部に移動] または [クリックして最下部に移動] をクリックします。レポートのすべての行を表示するには、上または下にスクロールします。
レポートの期間の比較について
1 日またはさまざまな期間のデータを表示するようレポートを設定できます。選択した期間と他の期間を比較することもできます。デフォルトでは、期間の比較は適用されていません。
期間の比較を適用する
[比較] で、次のいずれかのオプションを選択できます。
- 前の期間: 選択した期間とそれより前の同じ長さの期間を比較します。たとえば、選択した期間が「過去 7 日間」の場合は、その期間とそれより前の 7 日間が比較されます。
- 前年同期: 選択した期間と前年の同じ期間を比較します。
- カスタムの期間: 選択した期間と指定した期間を比較します。
期間を比較すると、これらの期間の差異を示す [変化] 列がレポートに追加されます。この列は、[変化の合計の値] または [変化率の値] でフィルタできます。
期間の分割を追加する
期間の比較に加えて、期間の分割を適用することもできます。たとえば、[分割] で [日] を選択した場合、各期間の比較の結果は次のように表示されます。
- 前の期間: レポートの各日が前日と比較されます。
- 前年同期: レポートの各日が前年の同じ日と比較されます。
- カスタム期間: レポートの各日が指定した期間と比較されます。
週、月、四半期で列を分割した場合も、同じルールが適用されます。
レポートを表示する
すべてのインタラクティブ レポートは、[インタラクティブ レポート] ページの表に表示されます。特定のレポートをすばやく見つけるには、検索またはフィルタを使用します。
- Google アド マネージャーにログインします。
- [レポート]、[インタラクティブ レポート] をクリックします。
- レポートを検索するには、右の検索ボックスにレポートの名前(またはキーワード)を入力して Enter キーを押します。表が更新され、関連する結果が表示されます。検索結果には名前があるレポートのみが表示され、名前のない下書きのレポートは表示されません。
- レポートにフィルタを設定するには、次のいずれかのフィルタをクリックします。
- すべてのレポート: ネットワークでアクセスできるすべてのレポートが表示されます。
- レポート: 作成したレポート(下書きのレポートを含む)が表示されます。
- 保存したレポート: 作成したレポートが表示されますが、下書きのレポートは表示されません。
- 共有アイテム: 他のユーザーが自分と共有しているレポートが表示されます。アクセス権は「閲覧のみ」です。コピーすると、レポートの編集可能なバージョンを作成できます。
- [名前] でレポートを探します。
詳細を確認するか、変更を加えるには、レポート名をクリックします。
インタラクティブ レポートの表の概要
[インタラクティブ レポート] ページの表には、次の情報が表示されます。
- 名前: レポートの名前。コピーしたレポートの名前には「のコピー」と表示されます。名前がまだ付けられていないレポートには「名前のないレポート」と表示されます。コピーしたレポートと名前のないレポートは、名前を変更するまで下書きのままとなります。共有されたレポートの名前の横には
アイコンが表示されます。このアイコンにカーソルを合わせると、詳細を確認できます。
- 期間: レポートで選択した期間(「過去 7 日間」など)またはカスタムの期間です。
- 設定: レポートのディメンション、指標、期間です。
にカーソルを合わせると、詳細を確認できます。
- オーナー: 自分と他のユーザーのどちらがレポートを作成したかを示します。レポートのオーナーには編集権限が付与され、他のユーザーには閲覧権限が付与されます。レポートを共有されたユーザーが変更を加える必要がある場合は、レポートのコピーを作成できます。
- スケジュール: スケジュール設定レポートを作成する頻度です。
- 前回の実行: レポートを最後に実行した日時と、レポートの対象期間です。40 日が経過すると、作成されたレポートの [前回の実行] ステータスが [期限切れ] に変わります。
ヒント: レポートはいつでも再実行して最新の結果を確認できます。レポートを再実行するには、レポートで[再実行] をクリックします。
インタラクティブ レポートを削除する
複数のインタラクティブ レポートをすばやく削除できます。削除したレポートは完全に削除され、元に戻すことはできません。
- Google アド マネージャーにログインします。
- [レポート]、[インタラクティブ レポート] をクリックします。
- 削除するレポートの名前の横にあるチェックボックスをオンにして、[削除] をクリックします。