TalkBack は、目の不自由な方や視力の弱い方が触覚フィードバックと音声フィードバックを使用して Android デバイスを操作できるよう支援するユーザー補助機能です。
TalkBack が有効な場合は、画面上の項目がフォーカス ボックスで囲まれ、その内容についてデバイスから音声による合図が提供されます。一般的なタップ操作ではなく、TalkBack ジェスチャーでデバイスを操作できます。TalkBack の基本情報については、こちらの動画をご覧ください。
次の TalkBack ジェスチャーを覚えておくだけで簡単に操作できます。
- 画面を上または下にスクロールするには: 画面上に 2 本の指を置き、上または下にドラッグします。
- フォーカス ボックスを別の項目に移動するには: 1 本の指で左または右にスワイプします。
- 項目を選択するには: 1 本の指で項目をタップしてから、1 本の指で画面をダブルタップします。
ヒント: TalkBack をオフにする方法はデバイスや設定に応じて異なります。以下の方法を組み合わせることが必要になる場合もあります。
方法 1: ショートカットで TalkBack をオフにする
重要: TalkBack のショートカットの設定は、デバイスのメーカー、Android のバージョン、TalkBack のバージョンによって異なります。TalkBack をオフにするには、以下の方法をお試しください。
- 音量大ボタンと音量小ボタンを同時に数秒ほど長押しします。TalkBack がオフになることを伝える確認が聞こえます。
- その他のショートカット ボタン
やフローティング ボタンが画面に表示されている場合は、1 本の指で目的の項目をタップしてその項目にフォーカスを設定してから、ダブルタップすると TalkBack がオフになります。
上記の方法でオフにならない場合は、以下の方法をお試しください。
方法 2: Google アシスタントで TalkBack をオフにする
- 「OK Google, TalkBack をオフにして」と言います。
- TalkBack がオフになることを伝える確認が聞こえます。
方法 3: [設定] で TalkBack をオフにする
ステップ 1: デバイスのロックを解除する
- ロック画面が表示されない場合は、電源ボタンを押します。
- 電源ボタンを押してもロック画面が表示されない場合は、以下の TalkBack ジェスチャーで画面の表示をオンにします。
- 1 本の指を使う: 上にスワイプしてから右にスワイプ(または下にスワイプしてから右にスワイプ)して TalkBack メニューを開きます。
- TalkBack メニューを使う: [画面を表示] を 1 回タップしてフォーカスを設定し、ダブルタップして選択します。
- 電源ボタンを押してもロック画面が表示されない場合は、以下の TalkBack ジェスチャーで画面の表示をオンにします。
- ロック画面から、パスワード画面を表示するには、2 本の指で一番下から上にスワイプします。
- パスワード画面で、PIN またはパターンを使用してスマートフォンのロックを解除します。
- PIN でロックを解除するには: 1 本の指で PIN の各数字をタップしてから、[OK] または [入力] ボタンをタップします。
- パターンでロックを解除するには: 1 本の指でパターンの各ドットを順番に続けてタップします。
スマートフォンのロックが解除されたら、ショートカットを使用して TalkBack をオフにしてみます(音量大ボタンと音量小ボタンを同時に数秒ほど押すか、Google アシスタントに TalkBack をオフにするよう話しかけてみます)。ショートカットを使用してもオフにならない場合は、ステップ 2 に進みます。
ステップ 2: デバイスの [設定] を開く
TalkBack を含むデバイスの設定を開く方法は 2 つあります。
ナビゲーション バーを使用する
- ナビゲーション バーを開くには、2 本の指で画面の一番上から下にスワイプします。
- 通知バーを開くには、2 本の指でもう一度下にスワイプします。
- バーにフォーカスを設定するには、設定アイコン
をタップします。
- ダブルタップして選択します。
アプリドロワーを使用する
- アプリドロワーを開くには、以下のいずれかの方法を使用します(デバイスのメーカーによって異なります)。
- 2 本の指で画面の一番下から上にスワイプします。この方法は、アプリドロワーに垂直方向のスクロールを使用するデバイスで使用できます。
- 2 本の指で左または右にスワイプします。この方法は、アプリドロワーに水平方向のスクロールを使用するデバイスで使用できます。
- 2 本の指でスクロールして、設定アイコン
を探します。
- アプリドロワーにフォーカスを設定するには、設定アイコン
をタップします。
- ダブルタップして選択します。
ステップ 3: [設定] で TalkBack をオフにする
- ユーザー補助の画面を開きます。
- 2 本の指でスクロールして [ユーザー補助] を探します。
- 1 本の指で [ユーザー補助] を 1 回タップしてフォーカスを設定してから、ダブルタップして選択します。
- TalkBack 画面を開きます。
- 2 本の指でスクロールして [TalkBack] を探します。
- 1 本の指で [TalkBack] を 1 回タップしてから、ダブルタップして選択します。
- 1 本の指で [TalkBack を使用する] スイッチを 1 回タップしてフォーカスを設定してから、ダブルタップして選択します。
- 確認で [停止] をタップしてフォーカスを設定してから、ダブルタップして選択します。
デバイスのメーカーに問い合わせる
上記の方法をいずれも使用できない場合は、デバイスのメーカーにお問い合わせになるか、デバイスのメーカーのユーザー補助に関するヘルプ コンテンツをご覧ください。
最後のステップ: TalkBack のショートカットをオフにする
重要: 今後 TalkBack を誤ってオンにすることがないようにするには、TalkBack をオフにした後、ユーザー補助のショートカットをオフにします。
- デバイスで [設定] を開きます。
- [ユーザー補助] を選択します。
- [TalkBack] を選択します。
- [TalkBack のショートカット] をオフにします。