Outlook の予定表におけるおすすめの設定方法

Outlook の予定表で予定を作成する際は、次の点に注意します。

• 任意参加者を設定しない。他のユーザーには、任意参加者は必須参加者として表示されます。
• ドキュメント、画像、連絡先を予定に添付しない。他のユーザーは添付ファイルを閲覧できません。代わりに、ドキュメントの URL を予定に貼り付けます。
• 予定を送信する意図がない場合は、予定の変更を保存しない。予定の変更を保存すると、その予定を送信するかどうかにかかわらず参加者のカレンダーが更新されます。

Google Workspace を使用していない Outlook ユーザーや Microsoft Exchange ユーザーが作成した予定をカレンダーに表示するには、Google カレンダーに招待状を自動的に追加するように設定する必要があります。

自動的に追加する機能を有効にするには:

1. パソコンで Google カレンダーを開きます。

   アプリではなく、ウェブ上でカレンダーを開く必要があります。

2. 右上にある設定アイコン [設定] をクリックします。
3. [予定の設定] で [招待状を自動的に追加] の下にある [はい] を選択します。

Outlook 2016 以降の予定表に含まれる予定のうち、説明が次の条件に該当する場合は、書式なしのテキスト形式で Google カレンダーと同期されます。

• サポートされていない HTML 形式を含む
• Google カレンダーの予定の説明に入力できる文字数の上限を超えている

HTML 形式では同期されません（Outlook では引き続き HTML 形式で表示されますが、Google カレンダーでは書式なしテキストのみで表示されます）。HTML 形式で同期されない場合は、初回のみメールで通知が届きます。その後は、Outlook の [同期の失敗] フォルダにのみメッセージが表示されます。

形式を維持したい場合は、HTML 形式ではなくリッチテキスト形式（RTF）を使用して Outlook 2016 以降の予定表の予定を保存してください。

予定表のメッセージ形式を RTF または HTML に変更する方法については、Microsoft のドキュメントをご覧ください。

Outlook で予定が適切に設定されるようにするには、Google カレンダーで現在のタイムゾーンを設定します。出張などで別のタイムゾーンに移動した場合は、予定が現地時間で表示されるように、タイムゾーンを一時的に変更できます。

タイムゾーンを設定する方法は次のとおりです。

1. パソコンで Google カレンダーを開きます。

   アプリではなく、ウェブ上でカレンダーを開く必要があります。

2. 右上にある設定アイコン [設定] をクリックします。
3. [全般] の [タイムゾーン] の下で、適切な [メインのタイムゾーン] を選択します。

メインのカレンダー以外のカレンダーには、カレンダー固有のタイムゾーンを設定することもできます。詳しくは、さまざまなタイムゾーンでの Google カレンダーの使用をご覧ください。

自分のカレンダーの管理を委任すると、他のユーザーが Outlook からそのカレンダーを管理（予定の作成や招待状への返信を代理で実行）できるようになります。GWSMO で機能するようにするには、Outlook ではなく Google カレンダーで委任を設定します。詳しくは、カレンダーの管理を委任するをご覧ください。

GWSMO バージョン 1.8 以降で利用できます。

他の Google Workspace ユーザーとカレンダーを共有する場合は、GWSMO を使用してカレンダーを共有するをご覧ください。

現在使用しているカレンダーだけを同期させると、Outlook のパフォーマンスが向上します。詳しくは、カレンダーを表示、管理するをご覧ください。

Google Calendar Sync を使用して Outlook と Google Workspace アカウントとの間でカレンダーの予定を同期している場合、GWSMO を使用するときは Google Calendar Sync の使用を停止してください。同じ Google Workspace アカウントで両方の同期ツールを使用すると、重複やデータの破損が起こる可能性があります。GWSMO のみでカレンダーを同期することをおすすめします。

個人用 Google アカウント（末尾が @gmail.com）で Google Calendar Sync やその他のツールを使用している場合は、GWSMO で問題が発生することはありません。