動的メールを使用すると、Gmail に届いたメール内でタスクを完了することができます。たとえば次のような操作を Gmail から行えます。
- 招待に返答する
- アンケートに記入する
- カタログをブラウジングする
- Google ドキュメントのコメントに返信する
動的メールは組織内のすべてのユーザーに対してデフォルトでオンになっています。
動的メールを有効または無効にする
-
管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
-
-
[動的メール] を選択し、[動的メールを有効にする] チェックボックスをオンまたはオフにして、動的メールをオンまたはオフにします。
-
[保存] をクリックします。
変更には最長で 24 時間かかることがありますが、通常はこれより短い時間で完了します。詳細
Gmail に届くメールの動的コンテンツ
動的メールでは、Gmail 内での AMP コンテンツの表示にマークアップが使われています。AMP コンテンツを含むメールは Gmail 以外の Google サービスから送信することができ、外部の送信者から組織内のユーザーに動的メールが届く可能性もあります。
動的メールの元となるソースには、次の 3 種類の類似コンテンツがあります。
- 平文(平文のみが表示されるメール クライアント用)
- HTML(動的コンテンツが表示されないメール クライアント用)
- AMP マークアップ。Gmail ユーザーがメールを開くと、動的でインタラクティブな AMP コンテンツが表示されます。メールを開いたときに AMP マークアップによってすべての更新情報が取得され、その情報が即座にユーザーに表示されます。
その動的な性質上、Gmail に表示されるコンテンツは時間とともに変化する可能性があります。たとえば、同じメールを数日後に開くと、表示される編集中の Google ドキュメントのコメント通知内容が変わっている可能性があります。
動的メールと Google ドキュメントのコメント
Google ドキュメントのコメントに関するメール通知には、動的コンテンツが含まれます。その動的な性質上、メール通知には Google ドキュメントの最新のコメント スレッドが常に表示され、コメントの閲覧、解決、返信をメール内から直接行うことができます。
Google ドキュメントのコメントへの返信とコメントの解決をユーザーが Gmail から直接行えるようにするには、動的メールを有効にしてください。
ファイアウォールとともに動的メールを使用する
組織でファイアウォールを使用している場合は、組織内のユーザーが Gmail を使用できるようにファイアウォールを設定してください。ファイアウォール ルールは、Gmail ファイアウォールの設定に記載されている、サポートされているホストとルートに接続する必要があります。この記事に記載されていないホストに接続するために動的メールとファイアウォールを使用している場合は、Gmail のパフォーマンスに影響する可能性があります。