重要: Google は、2024 年 11 月 20 日をもって GCRS の提供を終了し、サービスのサポートとメンテナンスも終了することを発表しました。この日以降は、サービスが想定どおりに動作しなくなる可能性があり、サポート サービスはご利用いただけなくなります。
Google Calendar Resource Sync (GCRS)の問題をトラブルシューティングするときに、イベントログの参照が必要になる場合があります。ログ データベースは設定中に作成されます。
記録される内容
次の内容がログに記録されます。
- サービスの承認
- リソースの読み込みとプロビジョニング
- リソースレベルの同期イベント
- 競合レポート
詳細なイベント ロギングを有効にしている場合は、次の内容が記録されます。
- 挿入、更新、キャンセルなどのイベントレベルの同期イベント
- 各リソースのカレンダーの競合
記録されてから 7 日間を超えたイベントはイベントログから日々削除されます。
始める前に
- システム要件をすべて満たして、サーバーが正しく設定されていることを確認します。
詳しくは、Google Calendar Resource Sync の概要をご覧ください。
- GCRS のインストールと準備のすべての手順を完了します。
ステップ 1: 詳細なイベント ロギングを有効にする
詳細なイベント ロギングを有効にすると、挿入、更新、キャンセルなどのイベントレベルの同期項目を確認できます。各リソースのカレンダーの競合を表示することもできます。
詳細なイベント ロギングを有効にするには:
- GCRS を開き、[System Setup] をクリックします。
- [Advanced] タブをクリックし、[Detailed event logging] で [Enabled] を選択します。
手順 2: 1 つの同期サイクルが完了するまで待つ
同期は約 1 時間ごとに実行されます。サイクルが完了したかどうかはイベントログで確認できます。
手順 3: ログ データベースを構造化テキストで書き出す
解析のため、GCRS ログ データベースのコピーを Google Workspace サポートにご提供いただく場合があります。GCRS ログ データベースを構造化テキストとして書き出すには:
- ログ データベースを開くには、次のいずれかを行います。
- 管理データベースで [Open Log] をクリックし、GCRS ログ データベースを選択します。
- HCL Notes クライアントと Domino Administrator で、移行フォルダの GCRS インストール場所に移動します。
- ログ内で確認するドキュメントを選択します。
不明な場合はログ全体を選択します。
- [エクスポートを作成] をクリックします。
- 出力ファイルのパス(デフォルトでは c:\temp\export.txt)をそのまま使用するか、変更して、[OK] をクリックします。
次のステップ
上述の手順で対応しても GCRS の問題が解決しない場合は、以下の情報をできる限り多くご用意のうえ、Google Workspace サポートにご連絡ください。
- 両システムの該当するリソースの名前とメールアドレス
- 同期されなかったイベントの ID
- GCRS ログ データベースを構造化テキストで書き出したもの
- 問題の再現手順
関連トピック
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