管理者に許可されている場合、Google Chat ユーザーは組織外の相手とチャットを行うことができます。
Google Chat を使用するには、組織外の相手にも Google アカウントが必要です。組織外の相手は、Google Workspace ユーザーであるか、末尾が @gmail.com のアカウントまたは Gmail 以外の Google アカウントを持っている必要があります。組織外の相手が Google Workspace ユーザーの場合、その組織の管理者が Google Chat を有効にしている必要があります。有効になっていない場合、その相手は招待状を受け取ることができず、Chat スペースに参加したり、ダイレクト メッセージに返信したりすることはできません。
外部チャットの仕組み
- Chat では、組織の外部チャット設定が考慮されます。
- エディションによっては、外部からの参加が可能なの設定で、外部からの参加が可能なスペースを組織内に作成したり、そこに参加したりするのを許可するかどうかを設定できます。
- [[組織名] のユーザーに、組織外のユーザーを追加できるスペースを作成したり、それらに参加したりすることを許可する] の設定がオンになっている場合、適切な権限を持つスペースのメンバーと Chat アプリは外部ユーザーをスペースに招待できます。
- プライバシーの保護と嫌がらせ行為の防止のため、外部ユーザーにメッセージやスペースに参加してもらうときは、直接加えるのではなく招待する形を取ります。招待されたユーザーは招待メールを受け取るほか、招待されていることを Chat のチャットリストと [スペースをブラウジング] 画面から確認できます。ユーザーは、不要なメッセージが届いた場合にユーザーをブロックして報告できます。
- ユーザーは、外部ユーザーが参加できるスペースを作成して組織全体に公開することができません。
外部ユーザーは、内部ユーザー、アプリ、Webhook によってスペースに投稿されたコンテンツを表示できます。チャットアプリは、外部ユーザーに代わってデータにアクセスするために、外部ユーザーの認証をリクエストすることもできます。詳しくは、非同期メッセージには認証が必要ですをご覧ください。
外部ユーザーは次の操作を行えません。
- スペースにアプリや Webhook を追加、削除する
- スペース内のアプリを操作する。たとえば、メンション、スラッシュ コマンド、アプリによって投稿されたカードのクリックなどは無効になります。詳しくは、Google Chat でアプリを使用するをご覧ください
- サードパーティ製アプリのリンク プレビューをメッセージに追加する
既知の制限事項
- Chat を有効にしていない Google Workspace 組織のユーザーに Chat で連絡をとることはできません。Chat を有効にしている外部組織のユーザーに対しては、メッセージを送信できます。
- スペース作成時に、外部からの参加が可能かどうかを決める必要があります。この設定を後で変更することはできません。
- Chat でのグループ メッセージに外部ユーザーを追加することはできません。外部ユーザーとチャットできるのは、1 対 1 のダイレクト メッセージまたは外部ユーザーの参加が可能なスペース内のみです。