Voice のログイベントを確認するには、Google Voice のサブスクリプションが必要です。
組織の管理者は、Voice のログイベントを検索して対応できます。たとえば、組織内の Voice に関連するアクティビティを確認できます。以下も確認できます。
- テキスト送信や通話の詳細(費用や通話時間など)。
- Google Meet グローバル ダイヤルの正確な通話時間と料金。
ログイベントを検索する
検索を行えるかどうかは、ご利用の Google Workspace エディション、ご自身の管理者権限、データソースによって異なります。ユーザーに対する検索は、ユーザーが使用している Google Workspace のエディションに関係なく、全ユーザーを対象に行えます。
属性の説明
このデータソースでは、ログイベント データの検索時に次の属性を使用できます。
属性 | 説明 |
---|---|
設定者 | 操作を行ったユーザーのメールアドレス |
アクター グループ名 |
アクター グループの名前。詳しくは、Google グループで結果をフィルタするをご覧ください。 フィルタ グループの許可リストにグループを追加するには:
|
アクターの組織部門 | 操作を行った組織部門 |
通話先 | 通話先またはテキスト送信先の電話番号。 |
通話元 | 通話元またはテキスト送信元の電話番号。 |
料金 | 通話またはテキスト送信の費用(費用がかかった場合) |
日付 | イベントが発生した日時(ブラウザのデフォルトのタイムゾーンで表示されます) |
固定電話のデバイス ID | 固定電話デバイスの ID |
固定電話のモデル | 固定電話のモデル |
所要時間 | 通話時間 |
イベント | ログに記録されたアクション(「通話の発信」、「通話の転送」、「電話番号の割り当て」など) |
Google Meet の会議コード* | 会議用に生成された一意のコード |
グループの会話* | テキストの送信先がグループまたは個人のどちらか |
新しい住所 | ユーザーの新しい住所(更新された場合) |
電話番号* | ユーザーにプロビジョニングされた新規または更新後の電話番号 |
サービス ID* | PBX サービス、自動応答、着信グループの ID |
サービス名* | PBX サービス、自動応答、着信グループの名前 |
ターゲット* | 電話番号が割り当てられているユーザー、または住所が更新されたユーザー |
ボイスメールの受信者* | ボイスメールを受信する自動応答または着信グループのメールアドレス |
ネットワーク統計情報 | レイテンシやジッターなどのネットワーク統計情報。詳しくは、Google Voice の通話品質に関するトラブルシューティングをご覧ください。 |
自動応答のトラブルシューティング
自動応答のログデータを表示するには、[イベント] 属性(前述の表を参照)を選択し、次のいずれかの値を選択します。
イベントの値 | 説明 |
---|---|
自動応答メッセージの削除 | 管理者が自動応答を削除したときに記録される詳細情報。 |
自動応答メッセージの公開 | 管理者が自動応答を変更したときに記録される詳細情報。 |
ボイスメール受信者が未設定(自動応答) |
指定した受信者全員がボイスメールを受信できないため、ボイスメールを記録できませんでした。考えられる原因は次のとおりです。
リストが空になっているためにボイスメールが作成されない場合、Voice はすべての通話に対してこのイベントを生成します。 |
ユーザーへの転送失敗(自動応答) |
指定したユーザーが通話に応答できないため、通話を転送できませんでした。考えられる原因は次のとおりです。
自動応答の [発信者を転送] に移動し、[対象ユーザーのメールアドレス] に別のユーザーを追加してください。 |
ボイスメールの配信失敗(自動応答) |
指定した受信者にボイスメールのメールを配信できませんでした。考えられる原因は次のとおりです。
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ボイスメールの転送失敗(自動応答) |
ボイスメールのメールを特権管理者に転送できませんでした。指定された受信者に配信できなかったボイスメールのメールは、失われないように特権管理者に転送されます。 |
ボイスメールの受信(自動応答) |
発信者がボイスメールを残したときに記録される詳細情報。 |
注: ユーザーの名前を変更すると、以前の名前がクエリ結果に表示されなくなります。たとえば、名前を OldName@example.com から NewName@example.com に変更した場合、OldName@example.com に関連するイベントの結果は表示されません。
ログイベント データを管理する
検索結果の列データを管理する
検索結果データをエクスポートする
データを利用できる期間
検索結果に基づいて対応する
調査を管理する
この機能に対応しているエディション: Frontline Standard、Frontline Plus、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Enterprise Essentials Plus、Cloud Identity Premium。エディションの比較