インストールと準備

5. システム設定フォームの入力

Google Calendar Resource Sync (GCRS) データベースを作成すると、GCRS のシステム設定フォームが自動的に開きます。 以下の手順に沿ってフォームに入力します。

現在: 手順 5/5

ステップ 1: [General] タブに入力する

項目 説明と操作
ステータス GCRS 同期エージェントを有効または無効にするために使用されます。

[Enabled] に設定します。

管理者 同期エージェントでイベントを Notes カレンダーに追加するときに、Google ユーザー名から HCL Notes ユーザー名への解決が試行されます。Notes 名が見つからない場合、この欄で指定したユーザーがイベントのオーナーとして Notes に追加されます。
Domino directory filename [Resources] ビューにリソースを読み込むときに使用する HCL Domino ディレクトリのファイル名を入力します。
Server time zone サーバーのタイムゾーンを選択します。

ステップ 2: サービス アカウントを使用して認証する

JSON ファイルをアップロードする

  1. [Upload Key File] をクリックし、JSON キーファイル(前に作成したもの)をアップロードします。

    アップロードが完了したら、フォームの下部にあるサービス アカウントのクライアント ID とスコープを確認して認証できます。

  2. [Client ID] をコピーします。

クライアント ID を承認

  1. 特権管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。

    特権管理者アカウントを使用していない場合は、この手順を完了できません。

  2. メニュー アイコン 次に [セキュリティ] > [アクセスとデータ管理] > [API の制御] > [ドメイン全体の委任を管理] にアクセスします。

    この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。

  3. [新しく追加] をクリックし、サービス アカウントのクライアント ID を入力します。

    この ID(別称「一意の ID」)は、サービス アカウントを作成したときにダウンロードした JSON ファイル、または Google Cloud([IAM と管理] 次に [サービス アカウント] 次に 目的のサービス アカウント名をクリック)で確認できます。

  4. OAuth スコープ の場合は、次のスコープをコピーして貼り付けます。

    https://googleapis.com/auth/admin.directory.resource.calendar,
    https://googleapis.com/auth/calendar,
    https://googleapis.com/auth/admin.directory.user

  5. [承認] をクリックします。
  6. 新しいクライアント ID にカーソルを合わせ、[詳細を表示] をクリックし、すべてのスコープが表示されていることを確認します。

    記載されていないスコープがある場合は、[編集] をクリックし、記載されていないスコープを入力して [承認] をクリックします。クライアント ID は編集できません。

ステップ 3: [Network] タブでオプションを選択する

項目 説明と操作
Delay between HTTP posts 最適なパフォーマンスを得るには、この値を「0.0」にします。

Google から HTTP ロックやサービス利用不可の応答が返される場合は、この値を大きくしてリクエスト間の遅延を許容します。

HTTP transport [ServerXMLHTTP] を選択します。

XMLHTTP は、実稼働環境ではサポートされておらず、プロキシ オプションをサポートしていません。

プロキシ サーバー

Domino サーバーがプロキシ サーバー経由でウェブに接続する場合は、そのサーバーの URL を hostname:port または IP address:port 形式で入力します。

Proxy credentials プロキシで認証情報が必要な場合は、ユーザー名とパスワードを入力します。
Network timeouts Domino サーバーと Google サーバーの間でタイムアウトが発生し、システムの終了が早くなる場合があります。

タイムアウトを無視して Google サーバーが応答するまで待機するには、[Off] を選択します。

ステップ 4: [Advanced] タブを確認する

項目 説明と操作
Detailed event logging デフォルトでは、システムは次のイベントを GCRS ログ データベースに記録します。
  • サービスの承認
  • リソースのプロビジョニングとアップロード
  • リソースレベルの同期イベント
  • 競合レポート

カレンダーの各リソースの競合を含むイベントレベルの同期イベントを表示するために、詳細なイベントログを有効にすることができます。

Google feed page size 同期の際に 1 回の Google フィードでシステムが要求するイベントの数です。

イベント数がここで指定した値を超えると、すべてのイベントが処理されるまで、システムは追加のページを要求します。

Resource database access method デフォルトでは、GCRS はデータベース検索メソッドを使用して、Google フィード内のイベントを Notes のイベントとマッチさせます。パフォーマンス改善のため、ビューに変更することができますが、ビュー アクセス メソッドを選択する場合は以下の点に注意してください。
  • GCRS データベースの署名者は Resource Reservations データベースに対し Designer もしくはそれ以上のアクセス権を持っている必要があります。
  • GCRS は Resource Reservations データベースにビューを追加します。これを行うと、データベース全体のサイズが増加します。

次のステップ

同期用のリソースを設定する


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