組織またはチームが Google Workspace に登録した方法を選択します。
- ドメインの所有権証明済み - ドメインを組織が所有していることを証明した
- メールによる確認済み - のビジネス用メールアドレスを確認した
チームのメールによる確認済みの Google サービス(Google Workspace Business または Essentials、Chrome Enterprise など)を使用するには、そのユーザーをチームに招待する必要があります。既存の Google アカウントで参加することも、参加時に作成することもできます。一度に 1 人のユーザーを招待することも(最も簡単)、CSV テキスト ファイルを使用して複数のユーザーを一度に招待することもできます。
ヒント: Essentials Starter エディションをご利用の場合、こうした手順を踏むこともできますが、チームのダッシュボードからユーザーを追加した方が簡単なこともあります。
始める前に
- 招待されたユーザーが、招待状の送信先のメールアドレスを使用して Google アカウントをまだ作成していない場合は、アカウントを作成するよう求められます。
- ユーザーが Google サービスに参加した後、Google アカウントで変更が反映されるまでに数時間かかることがあります。
Essentials Starter エディションをご利用の場合
- 最大 99 人のユーザーをチームに招待できます。
- ユーザーが Microsoft(OIDC)でシングル サインオン(SSO)を使用してログインするよう設定している場合、相手が招待を承諾するには Microsoft アカウントが必要になります。詳しくは、管理コンソールまたはチームのダッシュボードにおける Microsoft での SSO 管理についての記事をご覧ください。
Business エディションまたは Enterprise Essentials エディションをご利用の場合
- (年間プランをご利用の場合)ユーザーを追加(1 人ずつ行うか、CSV ファイルを使って一括で追加)する前に、アカウントに十分な数のライセンスがあることをご確認ください。詳しくは、ユーザー ライセンスを追加購入するをご覧ください。
- (フレキシブル プランをご利用の場合)ユーザー アカウントを追加すると、毎月のお支払いに自動的に反映されます。
手順 1: チームの Google サービスにユーザーを招待する
-
管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
- ページの上部にある [新しいユーザーを招待] をクリックします。
- ユーザーのメールアドレスを入力し、[招待状を送信] をクリックします。
重要: 全員のメールアドレスが同じドメインにある必要があります。
- 招待するユーザーごとに、上述の手順を繰り返します。
手順 2: 各ユーザーに次の操作を依頼する
- 各自の招待メールを開きます。
- リンクをクリックして、Essentials チームに参加します。
Google アカウントを作成するための手順が表示されます。
- 招待されたメールアドレスを使って、手順に沿って Google アカウントを作成します。
重要: ユーザーのアドレスが YouTube や Google アナリティクスなどの Google サービスですでに利用されている場合は、同じ Google アカウントを引き続き利用できます。ただし、そのアカウントは管理対象アカウントに移行されるため、一部のサービスを利用できなくなる可能性があります。詳しくは、次のいずれかをご覧ください。
- 招待されたメールアドレスとユーザー自身で作成するパスワードを使って、Google アカウントにログインします。
手順 3: 保留中の招待状を確認またはキャンセルする
招待状にまだ返答していないユーザーを確認するには:
-
管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
- 右上にある [その他]
[保留中の招待状] をクリックします。
- (省略可)招待状をキャンセルするには、ユーザーのメールアドレスにカーソルを合わせ、[招待状をキャンセル] をクリックします。
- すべてのユーザーを再び表示するには、[フィルタをクリア] をクリックします。
詳細な管理のためにドメインの所有権を証明する
現在、メールによる確認済みの Google サービスでは、チームの Google サービスに参加できるユーザーを管理できます。チームのドメイン名の所有者または IT 管理者は、ドメインの所有権を確認することで、ユーザーのアカウントとプロフィールをより細かく管理できるようになります。たとえば、プロフィール写真を追加したり、パスワードを設定したり、従業員の情報をグローバル ディレクトリに追加したりできます。
ドメイン所有者または IT 管理者は次のことを行えます。
複数のユーザーをまとめて招待する
多数のユーザーがいる場合は、.csv ファイルを使って一度に招待できます。
手順 1: .csv ファイルを作成する
-
管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
- メニュー アイコン
[ディレクトリ] > [ユーザー] に移動します。
- ページの上部にある [ユーザーの一括更新] をクリックします。
[ユーザーをまとめて招待] ダイアログ ボックスが表示されます。 - このダイアログ ボックスから CSV テンプレートをダウンロードします。
- ダウンロードしたファイルをテキスト エディタで開き、各メールアドレスを 1 行に 1 つずつ入力したファイルを作成します。
テキスト ファイルは次のようになります。
Email Address
[email protected]
[email protected]
[email protected] -
末尾に .csv が付く CSV ファイルとしてファイルを保存します(例: myusers.csv)。
- [ユーザーをまとめて招待] ダイアログ ボックスの [CSV ファイルを選択] をクリックします。
- ユーザーを登録した新しい CSV ファイルを選択し、[開く] をクリックします。
- [ユーザーをまとめて招待] ダイアログ ボックスの [アップロード] をクリックします。エラーが表示された場合は、不足している情報を CSV ファイルに入力し、もう一度ファイルをアップロードします。詳しくは、後述の一般的なエラーについてのセクションをご覧ください。
タスクリストが自動的に開き、アップロードの処理状況が表示されます。処理が完了すると、管理者にメールでレポートが届きます。
処理中にエラーが発生した場合は、タスクリストのログファイルをダウンロードしてください。問題のトラブルシューティングについては、後述の一般的なエラーについてのセクションをご覧ください。
CSV アップロードの一般的なエラー
CSV ファイルをアップロードする際のエラー
- ファイルが空です - ファイルに情報が含まれていません。
- ファイル形式が不適切であるか、列名が不明です - ファイルの最初の行は [Email Address] にする必要があります。
- ファイルには「[列の名前]」列が必要です - ファイルの最初の行は [Email Address] にする必要があります。
- ファイルが大きすぎるためアップロードできません - CSV ファイルのサイズが 35 MB を超えているか、ファイル内のレコード数が 150,000 件を超えています。ファイルを開いて表を複数のファイルに分割し、それぞれ CSV ファイルとして保存してください。すべての CSV ファイルに、必ず [Email Address] 行を含めてください。
- 行 [nn] の「Email Address [Required]」に予約されているユーザー名があります - 一部のアカウントは予約済みのため作成できません(例: abuse、postmaster)。
ログファイルのエラー
- 操作に失敗しました - 検証 - サポートされていない文字がエントリに含まれています。詳しくは、ユーザー名とグループ名のガイドラインをご覧ください。
- 操作に失敗しました: 不明なエラーです - 一時的なエラーが発生している可能性があります。CSV ファイルをもう一度アップロードしてみてください。
- 操作に失敗しました: ライセンス数が不足しています - 組織の Google アカウントに、CSV ファイルに含まれるすべての新しいユーザー分のライセンスがありません。アカウントは、最上位の行から利用可能なライセンスがなくなるまで追加されます。ライセンスを追加購入してから、CSV ファイルの残りのユーザーをアップロードしてください。
- 確保されているユーザー名 - メールアドレス - 特定のアカウントは確保されているため作成できません(例: abuse、postmaster)。
タスクリストのエラー
- 内部エラー - しばらくしてからもう一度お試しください。このエラーが引き続き表示される場合は、サポートにお問い合わせください。
- 書式設定またはその他のエラー - Google Workspace 管理者コミュニティにアクセスして、他の管理者から回答を得ることができます。