Gmail で Google Workspace のユーザー署名を設定する

この記事の対象者

この記事は、企業や学校、その他のグループで Gmail アカウントを管理している管理者を対象としています。個人用 gmail.com アカウントの署名を作成するには、こちらの手順をご覧ください。

職場、学校、その他のグループで Gmail をご使用の場合は、独自の署名を作成して、Gmail のメールに自動的に追加することができます。署名には連絡先情報、会社のロゴ、リンクなどを追加できます。

管理者は、全員が使用する共通の署名を作成したり、ユーザーが自身の署名に Google ドライブから画像を追加できるよう許可したりすることができます。Gmail の署名に入力できるのは 10,000 文字までです。

すべてのユーザーにデフォルトの署名を付ける

すべてのユーザーのメールにテキストフッターを自動的に追加することができます。法令遵守や会社のプロモーションのためのテキストを追加したり、標準の署名を追加したりします。このフッターメッセージは、ユーザーのメール作成中には表示されず、ユーザーが変更、削除することもできません。詳しくは、ユーザーが送信するメールに標準のフッターを追加するをご覧ください。

管理者アカウントで Google 管理コンソールにログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
メニューアイコン [アプリ] > [Google Workspace] > [Gmail] > [コンプライアンス] にアクセスします。
アクセスするには Gmail の「設定」管理者権限が必要です。
[フッターを追加] までスクロールします。
[設定] または [別のルールを追加] をクリックします。

[設定を追加] ボックスで次の操作を行います。

設定オプション	必要なご対応
フッターを追加	フッターの設定の名前を入力します。設定の名前が設定テーブルに表示されます。
すべての送信メールに次のフッターを追加します	組織内のユーザーが送信するすべてのメールの下部に表示するテキストを入力します。書式設定ツールを使用して、テキストの見た目をカスタマイズします。
オプション	（省略可）デフォルトでは、組織外の受信者に送信されたメールにのみフッターが追加されます。内部メールにもフッターを追加するには、[組織内で送信されるメールにフッターを追加する] チェックボックスをオンにします。

[設定を追加] ボックスの下部にある [保存] をクリックします。
新しいルールが [フッターを追加] テーブルに表示されていることを確認します。

変更には最長で 24 時間かかることがありますが、通常はこれより短い時間で完了します。詳細

ヒント:（上級ユーザー向け）Gmail API を使用すると、全員の設定に同じ署名を適用できます。署名は作成ウィンドウを開くと表示され、必要に応じて編集できます。詳しくは、署名を管理するをご覧ください。

ユーザーが Gmail の署名に画像を追加する方法

ユーザーは、ドライブ、パソコン、ウェブアドレス（URL）の画像を使用して、Gmail の署名に追加できます。

Gmail で [設定] に移動します。
[全般] タブを選択署名までスクロールします。
[画像を挿入] をクリックします。

ウェブアドレスから画像を追加するには

[ウェブアドレス（URL）] を選択します。
表示された欄に画像の URL を貼り付けます。
画像が下のスペースに表示されます。
[選択] をクリックすると、その画像が署名に追加されます。

詳しくは、ページや画像の URL を調べるをご覧ください。

マイドライブから画像を追加するには

[マイドライブ] を選択します。
追加する画像を選択します。
[選択] をクリックすると、その画像が署名に追加されます。

重要: ユーザーが Google ドライブから写真や画像を追加する場合、署名に表示する画像は一般公開されている必要があります。詳しくは、Google ドライブのファイルを共有するをご覧ください。

パソコンから画像をアップロードするには

[アップロード] を選択します。
ウィンドウ内の画像ファイルをドラッグ＆ドロップするか、[デバイスのファイルを選択] をクリックします。
[デバイスのファイルを選択] をクリックした場合、次の操作を行います。
1. 画像ファイルを選択します。
2. [開く] をクリックします。

その画像が署名に追加されます。

ユーザーが Google ドライブから画像を追加できるようにする

組織内のユーザーが自身の署名に Google ドライブの画像を追加できるようにするには、管理者が Google 管理コンソールで設定を有効にする必要があります。

管理者アカウントで Google 管理コンソールにログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
メニューアイコン [アプリ] > [Google Workspace] > [ドライブとドキュメント] に移動します。
アクセスするにはサービス設定の管理者権限が必要です。
[共有設定] をクリックし、[[組織名] の外部との共有] で [オン] を選択します。
[[組織名] の外部との共有が許可されている場合、[組織名] 内のユーザーは、リンクを知っているすべてのユーザーに対して、ファイルおよび公開済みのウェブコンテンツを公開することができます] チェックボックスをオンにします。
[保存] をクリックします。

大規模な組織の署名を管理する

管理する署名が多数ある大規模な組織の場合、Workspace Marketplace で便利なアプリを利用できます。

Gmail の署名に関する問題のトラブルシューティング

Gmail の署名の追加や Gmail の署名への画像の追加で問題が発生した場合は、Gmail の署名に関する問題のトラブルシューティングをご覧ください。

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