このページは、組織のグループを管理する管理者を対象としています。末尾が gmail.com のアカウントのグループを管理するには、Google グループのヘルプをご覧ください。
グループにメールを送信したときに、次の内容のメッセージが表示されることがあります。
「Google グループによってメッセージが拒否されました。http://googlesupport.serverhump.com/mail/answer/188131 の一括送信ガイドラインをご確認ください。」
これは通常、他のユーザーが、メールの送信元である IP アドレスを迷惑メールに関係するものとして判断したことを意味します。その結果、メールが返送されます。この問題を解決する方法は次のとおりです。
許可リストに送信者の IP アドレスを追加する
送信したグループ メッセージが返送された場合:
- 信頼できる送信者の IP アドレスをメールの許可リストに追加します。
これにより、この送信者からの一括メールは迷惑メールとして報告されなくなります。 - ドメインの SPF レコードを追加して、ドメインの代理でメールを送信できるメールサーバーを指定します。
- 組織の迷惑メールフィルタをカスタマイズして、迷惑メールフィルタを適用しない承認済み送信者のリストを作成します。
ビジネス向け Google グループを有効にする
ビジネス向け Google グループでは、他の種類のグループよりも詳細に迷惑メールに対応できます。迷惑メールフィルタを詳細に管理するには、ビジネス向け Google グループをオンにしてください。
グループの迷惑メールの設定を調整する
- Google グループにログインします。
- グループの名前をクリックします。
- ページ左側で [グループ設定]
[投稿ポリシー] の順にクリックします。
- [スパム メッセージの処理] で [グループ宛の疑わしいメッセージの投稿を許可] を選択します。
- [変更を保存] をクリックします。
注: 悪質な迷惑メールの配信を防ぐため、迷惑メールの可能性が高いと判断されたメールは、グループの迷惑メール設定が緩和されても常に拒否されます。
グループと試用アカウント
Google Workspace の無料試用アカウントで Google グループを使用している場合は、次の制限が適用されることがあります。
- 下の送信に関する制限事項の表より送信の上限が低い場合があります。
- 組織内の受信者にのみグループのメールを送信できます。
- 組織外のユーザーに対しては、グループのメンバーになっている場合でも自動返信を有効にすることはできません。
- Google の迷惑メールフィルタにより報告されたメッセージを、グループに直接投稿できるよう設定することはできません。
MX レコードを確認する
メールが Google 以外のメールサーバーを経由して Google に届いている場合は、ドメインの MX レコードの受信ゲートウェイ欄を使用できます。[受信ゲートウェイ] 欄では評価チェックと SPF チェックの動作を制御します。
ドメインの MX レコードが Google のホスティング サーバー以外のサーバーを参照している場合:
- [受信ゲートウェイ] 欄に、MX レコードによって参照されているサーバーの送信 IP アドレスの範囲を入力します。
- MX レコードが正しいことを確認します。
受信メールのゲートウェイを設定するをご覧ください。
関連トピック
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