修復を実行してエラーが発生した書き出しを再試行する
書き出されなかったデータがある場合は、エクスポート レポートにエラーとして記載されます。エラーを修正するには、修復を実行します。データ エクスポート ツールが開始され、欠落しているデータだけが書き出されます。
最初の書き出しが完了してから 20 日間は、修正を実行できます。
継続的エクスポートでは修復は使用できません。データ エクスポート ツールは、次回のスケジュール設定された実行時にエクスポートを再試行します。
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管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
管理者アカウントを使用していない場合は、管理コンソールにアクセスできません。
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[データのエクスポート] に移動します。
- データ エクスポートを選択し、[操作]
[修復] をクリックします。
- 修復プロセスが完了すると、組織内の特権管理者にメール通知が届きます。
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修復されたデータが新しいアーカイブに追加されます。
- 修復エクスポートを確認します。
- 修復処理を行っても書き出しエラーがある場合は、書き出しを再試行してください。1 回のエクスポートにつき、修復は 3 回まで試行できます。
Google 提供の Cloud Storage バケットを使用している場合でも、書き出されたデータはエクスポートを開始してから 60 日後に削除されます。修復では、データ削除の期限は更新されません。
修復されたアーカイブの内容
修復されたアーカイブには、次のデータが含まれます。
- 一時的なエラーが発生したために欠落したデータ - 例: 書き出し処理中にドキュメント内に画像が追加されなかった。
- 管理者が書き出しを複数回試行する間にユーザーがアクセス権を失ったデータ - 例: ユーザーのライセンスがダウングレードされたため。
修復されたアーカイブには、次のデータは含まれません。
- 永続的なエラーが発生したために欠落したデータ - 例: 書き出し処理の開始前または複数回にわたる書き出し試行間に、ユーザーがドキュメントのオーナー権限を削除または変更した。
- 以前に書き出されたデータ(ただし部分的に書き出された項目は除く) - 例: ドキュメント内の画像やコメントが欠落していた場合(データ エクスポート ツールは項目全体を再度書き出します)。