組織内で公開されているすべての Google サイトの包括的なリストを取得するには、無料のオープンソースの Google Apps Manager（GAM）を使用します。このサードパーティ製アプリは、サイトが組織の外部からアクセス可能かどうかも特定し、結果を CSV ファイルに出力します。たとえば、このリストを使用して、ユーザー補助に関する問題を確認したり、ゲームなどの機能が含まれている内部サイトを特定したりできます。
重要: Google Cloud サポートでは、GAM などのサードパーティ ソリューションはサポートしていませんが、そのようなツールで使用される Admin SDK Directory API はサポートしています。GAM には、GAM の使用、複製、配布に関する利用規約を規定する Apache 2.0 ライセンスが適用されます。
GAM を設定する
- GAM バージョン 5.10 以降では、GAM を初めて実行する前に、GAM と同じフォルダに noshorturls.txt という名前のファイルを作成します。
これにより、gam-shortn.appspot.com の短縮 URL が無効になります。 - GAM のウェブサイトから GAM をダウンロードします。
- ツールを設定します。
注: 設定中、Google Workspace のユーザーデータと設定の管理を GAM に許可するかどうかの確認を求められたら、「N」（いいえ）と答えて、ドメイン全体の委任をスキップします。 - 次のコマンドを入力して、GAM が適切な Google Workspace アカウントに関連付けられていることを確認します。
gam info domain
公開リンクを特定する
次の GAM コマンドを入力して、公開されているすべての Google サイトと、サイトが組織のドメイン外に公開されているかどうかを含む CSV ファイルを生成します。
gam all users show filelist query "mimeType = 'application/vnd.google-apps.site'" id | gam csv - gam user ~Owner show filerevisions ~id | awk -F'ID: |publishedLink: |publishedOutsideDomain: ' '{ gsub(/,.*/, "", $2); gsub(/\s.*/, "", $3); gsub(/\s.*/, "", $4); if ($2 || $3 || $4) { printf "%s,%s,%s\n", $2, $3, $4}}' > publishedlinks.csv
