ユーザーによっては Google Cloud サポート ポータルにアクセスできず、サポートケースの登録や確認を行えない場合があります。これらのユーザーがポータルにアクセスできるようにするには、Google 管理コンソールでアクセス権を付与します。
ポータルにアクセスできるユーザー
- 従来のエンタープライズ サポートまたは従来の再販向けエンタープライズ サポートのロールを持つ特権管理者と管理者は、ポータルにアクセスできます。
- その他のユーザーがポータルにアクセスするには、サポート権限が必要です。目的のユーザーに割り当てられた既存の管理者ロールにサポート権限を追加するか、サポート権限を持つカスタムロールを作成してください。
必要な Google Cloud のロールについては、IAM によるアクセス制御をご覧ください。
始める前に
- 対象のユーザーのドメインが、組織のアカウントで管理しているものであることを確認します。組織のアカウントで管理しているものではない場合は、そのドメインを管理コンソールに追加する必要があります。詳しくは、ユーザー エイリアス ドメインまたはセカンダリ ドメインを追加するをご覧ください。
- 対象のユーザーを管理コンソールに追加します(追加していなかった場合)。詳しくは、ユーザーの追加方法をご覧ください。
方法 1: サポート権限を既存のロールに割り当てる
-
特権管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
特権管理者アカウントを使用していない場合は、この手順を完了できません。
- メニュー アイコン
[アカウント] > [管理者ロール] にアクセスします。
- 編集するロールにカーソルを合わせ、[権限を表示] をクリックします。
- 表示されたセクションの下部にある [権限を開く] をクリックします。
- [サポート] チェックボックスをオンにして、[保存] をクリックします。
- 必要に応じて、カスタマーケア ポータルへのアクセスが必要なユーザーにロールを割り当てます。詳しくは、特定の管理者ロールを割り当てるをご覧ください。
方法 2: カスタムの管理者ロールを作成する
この操作を行うには、特権管理者としてログインする必要があります。-
特権管理者アカウントで Google 管理コンソール にログインします。
特権管理者アカウントを使用していない場合は、この手順を完了できません。
- メニュー アイコン
[アカウント] > [管理者ロール] にアクセスします。
- [新しいロールを作成] をクリックし、ロールの名前と説明を入力します。
- [管理コンソールの権限] で、[サポート] チェックボックスをオンにします。
- 販売パートナーまたはパートナーの方は、[顧客を表示] と [お客様のサポートケースにアクセスする] のチェックボックスをオンにします。
- [続行]
[ロールを作成] をクリックします。
- カスタマーケア ポータルへのアクセス権が必要なユーザーにロールを割り当てます。詳しくは、特定の管理者ロールを割り当てるをご覧ください。
サポートが必要な場合
Google が管理者様に代わってユーザーの方々にポータルへのアクセス権を付与することはできませんが、プロセスについてご不明点がございましたら、Google Workspace サポートまでお問い合わせください。